信仰を持って２０年

キリストに信仰を持って２０年、
日本のクリスチャン人口は、
減りはすれども増えることはない。

どうして増えないのだろうか。
向きを変えさせるに足りる、
インパクトのあるメッセージに出会わなかったのだろうか。

キリストのメッセージは、
ある特定の人に向けて語られたのではなく、
一人の例外もなく、
すべての人に向けて語られたものなのですが。

ひとりの人がすべての人のために死なれたという出来事だからです。

特定のことがらではなく、
人間が等しく持っている本性的なことがらについて、
語られるものだからです。

「そこで、一人の罪によってすべての人に有罪の判決が下されたように、
一人の正しい行為によって、
すべての人が義とされて命を得ることになったのです。」
（新約聖書・ローマの信徒への手紙・５章１８節・新共同訳聖書）

一人の罪とは、アダムの出来事であり、
一人の正しい行為とは、
イエス・キリストの十字架の出来事を指示しています。

このアダムとキリストとの出来事の関係性を、
正確に理解しなければ、
信仰へと導かれることはない。

キリストへの信仰の根源的な事柄だからです。
キリストへの信仰を成り立たせている一番のおおもとだからです。

北白川　スー

関連記事・「イエス・キリストの十字架」

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Wrote up on April 26, 2018.