東日本大震災・・その後・2012年



2012年、新しい年をむかえました。
しかし、被災地では、まだまだ復興は進んではいません。
多くの手つかずのところがあります。
現地では、失業率も高止まりしています。
復興事業が雇用を作り出すはずなのに、
なぜ、被災地に投資しないのでしょうか。

さて、キリスト教界もさまざまにボランティアしています。
しかし、聖書・バイブルの教えは、
決して行いによるのではなく信仰だと指摘するのです。
キリスト教の教えは、
社会のシステムや構造を変えることによって世の中が良くなるとは考えません。
人の心が変わってこそ社会も変わるのです。

「 なぜなら、律法を行なうことによっては、
だれひとり神の前に義と認められないからです。
律法によっては、かえって罪の意識が生じるのです。」

(新約聖書・ローマの信徒への手紙・3章20節・新改訳聖書)

行いの法則ではなく、信仰の法則によるのだと。
規則や規範や法制ではなく、
人の心が変わらなければ・・・・・と考えます。

なぜなら、

「 すなわち、すべての人は罪を犯したため、神の栄光を受けられなくなっており、」
(新約聖書・ローマの信徒への手紙・3章23節・口語訳聖書)

毎日のように伝わってくるニュースは、
 ”復興 ”が、まさしく党利党略の具となってしまっていると・・。
議員や官僚や政府中央の人たちには信仰は見られません。

「 それでは、わたしたちは信仰によって、
律法を無にするのか。
決してそうではない。
むしろ、律法を確立するのです。」

(新約聖書・ローマの信徒への手紙・3章31節・新共同訳聖書)

キリスト教の教えの本質は、
死人のうちからの復活です。
元通りにするのではなく、
新しい創造を求めるのです。
イエス・キリストは、私たちの罪のために死にわたされ、
私たちが、神の前で正しい者と認められるために、
よみがえられたからなのです。
政府中央に信仰がなければ、
復興は進まない・・・・・。


北白川 スー

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Wrote up on January 09, 2012.