結婚その家庭生活への祝福



クリスチャン同士の結婚であっても、
クリスチャンが、ノンクリスチャンと結婚する場合であっても、
どちらもクリスチャンではないカップルであっても、
新しい家庭を生み出すことには変わりありません。

聖書・バイブルにおける結婚についての基準を見てみますと・・・。
「・・・人はその父と母を離れて、妻と結び合い、一体となるのである。」
(旧約聖書・創世記・2章24節・口語訳聖書)

「その後、主はアブラムに仰せられた。
あなたは、あなたの生まれ故郷、あなたの父の家を出て、
わたしが示す地へ行きなさい。
そうすれば、わたしはあなたを大いなる国民とし、
あなたを祝福し、あなたの名を大いなるものとしよう。
あなたの名は祝福となる。
あなたを祝福する者をわたしは祝福し、
あなたをのろう者をわたしはのろう。
地上のすべての民族は、あなたによって祝福される。」

(旧約聖書・創世記・12章1〜3節・新改訳聖書)

こと日本の、冠婚葬祭の習いでは、
地縁・血縁で結ばれた共同体の秩序を守るために、
また維持のために、その習慣が用いられています。
冠婚葬祭は、共同体の共同作業なのです。
いつもそうすることが決まりになっているのです。
それも強烈に・・・・。

ですから、クリスチャンがノンクリスチャンの家に嫁ぐとなれば、
いやノンクリスチャンであっても、
結婚とは、嫁とりであって、
家に入る嫁は、その共同体のルールを守らなければならないのです。
また、嫁に守らせなければならないのです。
ですから、さまざまなあつれきと問題が起きてきても不思議ではありません。

聖書・バイブルの基準は、
人は、その父と母を離れることであり、
あなたの生まれ故郷、あなたの父の家を出て、
わたしが示す地へ行きなさい・・・。ということなのです。

「信仰によって、彼は約束された地に他国人のようにして住み、
同じ約束をともに相続するイサクやヤコブとともに天幕生活をしました。
彼は、堅い基礎の上に建てられた都を待ち望んでいたからです。
その都を設計し建設されたのは神です。」

(新約聖書・ヘブル人への手紙・11章9〜10節・新改訳聖書)

結婚は、神が定められたものです。
結婚は、神が祝福されるものです。
新しく創造された家庭・家族を祝福されるのです。
聖書・バイブルの基準は、”創造の秩序 ”なのです。
新たな家庭の創造であって、
家と家との結婚ではなく、
決して、今ある共同体の結束とか団結とか、
秩序の維持と言ったものではありません。
主なる神の基準から外れたなら、そこには祝福はありません。
待っているのは試練とか苦難といったものなのです。


北白川 スー

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Wrote up on January 21, 2011.