イライラしている国民・東日本大震災2ヶ月



広い視野で、見通しの良くきく高いところから、
大所高所に立った展望が言葉として語られないことに、
国民の多くはイライラしている。

私たちは、どこへ行けばいいのだろうか。
どこへ連れて行くというのだろうか。
菅さんの煮え切らない態度に、多くの人は失望している。
かつてない大震災だからと言って、
未来への展望が開けないことはない。
経済復興への道は、
労働への意欲を刺激することに尽きるはず。
現状から抜け出せるという希望を持って熱心に労働する意欲が今必要なときなのです・・・。
しかし、未来への展望が語られないなら、
意欲して働くことへの定義付けが無いのが今の日本の現状なのです。

菅さんの、その責任は大きい・・・・。
未曾有の大震災だからこそ、
早い時期に展望が明らかにされることが最も大切なことのはず。
使命感と情熱を持って作業に打ち込むことが復興につながるはずなのです。

「 福音のためなら、わたしはどんなことでもします。
それは、わたしが福音に共にあずかる者となるためです。
あなたがたは知らないのですか。
競技場で走る者は皆走るけれども、賞を受けるのは一人だけです。
あなたがたも賞を得るように走りなさい。
競技をする人は皆、すべてに節制します。
彼らは朽ちる冠を得るためにそうするのですが、
わたしたちは、朽ちない冠を得るために節制するのです。
だから、わたしとしては、やみくもに走ったりしないし、
空を打つような拳闘もしません。
むしろ、自分の体を打ちたたいて服従させます。
それは、他の人々に宣教しておきながら、
自分の方が失格者になってしまわないためです。」

(新約聖書・コリントの信徒への第1の手紙・9章23~27節・新共同訳聖書)

それとも何ですか・・・。
官僚たちの・・・争いに巻き込まれて、
身動きが取れないとでも言いたいのですか。
それでは、いつまでたっても社会の流動性は高まりませんよ。
震災からの復興は、
持続的経済成長へとつながるはずなのですから。


北白川 スー

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Wrote up on May 20, 2011.