 
ありのままの自分を知るところから
 
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自分は正しく道理にあっていると・・・。
 自分の正当性を主張するがゆえに、
 さまざまなあつれきやきしみを生み出し、
 その結果、心は荒み、苦しみは増すばかりです。
 
 現実の日本の社会に生きる人々の姿そのものです。
 
 自分の思いや言葉、行為行動などが基本的に正しいと思い込んでいるのです。
 
 思えば思うほどに自分の立つ位置が不安定になっていることに気づいてはいません。
 足元がぐらついているにもかかわらず・・・・。
 
 日本では、
 あるがままに、間違いも、行き過ぎもなく、
 なんら修正を加えるのではなく、
 ありのままの自分であることが素晴らしいことだと、
 それこそが美しく正しいことだと教えられています。
 
 ですから、自分自身を疑わず、
 自分自身の弱さ愚かさに気づくことも自覚することもありません。
 
 気づいていても認めることができないのです。
 
 「 それとも、神の言葉はあなたがたから出て来たのでしょうか。
 あるいは、あなたがたにだけ来たのでしょうか。」
 (新約聖書・コリントの信徒への第1の手紙・14章36節・新共同訳聖書)
 
 聖書・バイブルは、
 人間の本性、人間のありのままの姿を明らかにします。
 人間のありのままの姿を明らかにしなければ、
 救いは来ないのです。
 
 聖書・バイブルは、すべての人間は常に罪深い状態にあると語ります。
 人間が作った法規やルールに反していることを言っているのではありません。
 もともと、生まれてくるときに必要なものが欠けて生まれてくるのです。
 それは、創造主なる神への信仰心です。
 
 日本の民俗・習慣には無いものです。
 
 「 彼らは、神の僕モーセの歌と小羊の歌とを歌って言った、
 「全能者にして主なる神よ。あなたのみわざは、大いなる、また驚くべきものであります。
 万民の王よ、あなたの道は正しく、かつ真実であります。
 主よ、あなたをおそれず、御名をほめたたえない者が、ありましょうか。
 あなただけが聖なるかたであり、あらゆる国民はきて、あなたを伏し拝むでしょう。
 あなたの正しいさばきが、あらわれるに至ったからであります」。
 (新約聖書・黙示録・15章3~4節・口語訳聖書)
 北白川 スー
 
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Wrote up on September 21, 2019.