深刻な状態だと受けとめているのか
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日本のクリスチャン人口は、
依然として、人口比にして1パーセントを低迷しています。
日本におけるキリスト教の、
長い長い宣教の歴史がありながらも、
依然として1パーセントなのです。
キリスト教界は、この状態を、
教会は、クリスチャンの団体は、クリスチャン自身は、
深刻な状態なのだと認識しているでしょうか。
きびしい現実に向き合い、その現実にたいしての対策が、
重大な決意が必要な局面・事態なのだと受け止めているのでしょうか。
この日本という地域社会は、
福音が、イエス・キリストの十字架の出来事が、
説かれず、解き明かされていない地域なのだと。
日本は、いまだに未伝の地と等しいのだと、
深刻に受け止めているのでしょうか。
日本の社会は、深刻な状態にあります。
現代社会の病理の中に病んでいます。
どうあがいても変えようのない人間の本性が、
作り出した社会の中に、
人々は苦しんでいるのです。
その原因が人間の本性にあることを知らされずに。
救われない日本なのです。
現代社会の病理の中で傷つき苦しんでいる人に手を差し伸べるだけではなく、
キリストの十字架の出来事の内容と意味とを、
つまり福音こそを、この苦しみの中にある日本の社会の中で、
明らかにしなければならないのです。
日本の現状を見れば、
キリスト教界は、
福音を宣べ伝えることを怠っているとしか言いようがない。
それが日本の現状を作り出しているとしたら・・・・。
社会の欠陥は、人間性の欠陥によって生まれるのです。
人間が生まれながらに持っている罪深さが、
社会の欠陥を作り出すのですから。
「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。
独り子を信じる者が一人も滅びないで、
永遠の命を得るためである。
神が御子を世に遣わされたのは、
世を裁くためではなく、
御子によって世が救われるためである。」
(新約聖書・ヨハネによる福音書・3章16〜17節・新共同訳聖書)
北白川 スー
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Wrote up on April 09, 2018.