届いて来ない福音



教会から情報が発信されていないのなら、決して届くことはない。
仮にも、教会から届く便りに福音らしきものは含まれていないとしたら・・・、
それが現実なのかもしれない。

その内容とは、
・・・ひとりの人がすべての人のために死んだ・・・という出来事。
神のひとり子イエス・キリストの十字架の死による贖いの業(あがないのわざ)という出来事。

一度聞いただけでは理解することが難しい、
おどろくべき内容の福音は届いてはいない。

罪を認めないひとりの人、神のひとり子、イエス・キリストが、
だれひとりの例外もなく、すべての人の罪をその身に負って、
十字架に手首足首をくぎ打たれ、罪人として処刑され、
葬られ、三日の後に死人から復活したという、
信じがたく、おどろくべき内容を持つ福音が・・・・。

だれひとりの例外もなく、すべての人は罪深く、
罪に染まり、取り返しのつかない罪を犯してしまう私たちのために。
私は罪など犯してはいないと言い張る私たちのためにも・・・。
罪を罪と思わない私たちのためにも・・・・。
そのような罪深い私たちの身代わりとして、
その命をささげてくださったお方のストーリーを。

「 罪の支払う報酬は死である。
しかし神の賜物は、わたしたちの主キリスト・イエスにおける永遠のいのちである。」

(新約聖書・ローマの信徒への手紙・6章23節・口語訳聖書)

罪は取り返しのつかない結果を生み出してしまう・・・・。
罪深い私たちを、その破滅から救い出そうと、
この世界に来られた、神のひとり子イエス・・・。
私たち人間は、だれひとりの例外もなく、
罪の体質を負っているには原因があります。
その原因だからこそ、神による裁きを受けなければならないのです。
天国か地獄か・・・・。

「 なぜなら、わたしたちは皆、キリストの裁きの座の前に立ち、善であれ悪であれ、
めいめい体を住みかとしていたときに行ったことに応じて、報いを受けねばならないからです。」

(新約聖書・コリントの信徒への第二の手紙・5章10節・新共同訳聖書)

しかし、イエス・キリストは言われる。

「わたしの父に祝福された人たちよ、
さあ、世の初めからあなたがたのために用意されている御国を受けつぎなさい。」

(新約聖書・マタイによる福音書・25章34節・口語訳聖書)

天国を選ぶか地獄を選ぶかは、
私たち自身の意思によるのです。

「救われるためには、何をしなければなりませんか。」
「主イエスを信じなさい。
そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます。」

(新約聖書・使途の働き・16章30~31節・新改訳聖書)


北白川 スー

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Wrote up on December 05, 2009.