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ISSF本部訪問

Front_HQ_ISSF

ミュンヘン駅西北西の公園外周道路の南側にあるISSF本部の標識
建物はご覧の通り、ドイツに良くあるアパートメントハウスである。この2階部分がISSF本部である。
手前の箱は郵便受けで、一番上がISSF本部、
"Horst G. Schreiber"氏はISSF事務局長、即ち、事務局長の家である。
一番下に呼び鈴が並んでいる

'00.08.07作成 '00.08.07更新


朝早く始まって15時頃終わるはずだった仕事 が10時始まりで夕方一杯に変更になっているのが分かったのがスイスから着いた前日の深夜でした。

夕方訪問するはずだったISSF本部には、朝行かなければなりません。ビジネスアワーは9時頃 開始とは思いますが、アメリカは7時始まりもあったし迷いました。間を取って8時行くことにして 雨の中をタクシーに飛び乗りました。

訪問の主旨は、射手としてどのような仕組みでISSF本部が運営されているのかを知りたい という旨伝えてありました。予定滞在時間は30分。

シトシト雨の降る中をここだという番地でタクシーを降りて、上を見ると、どう見ても個人の家で、 しかもアパートメントハウスです。道を挟んで前は大きな公園で、環境はいいし、ミュンヘンの駅と 市街からは近くて良いところです。

やはり、ビジネスアワーは8時からということで、20年前の雪が降る日にスイスへ旅立った 懐かしい駅へ歩いて往復して45分ほどを潰しました。


Franz_Yoshi 各国ライフル協会との往復文書が入っている書庫で、事務局長の息子で部長(Directer) を務める、Mr. Franz Schreiber と。上に小さく見える写真はISSF会長。
英語を話すのは、事務局長とフランツ氏だけだそうです。フランツ氏自身も若いときは 射手でしたが、上位には入れなかったそうです。今はゴルフが趣味とか。とても親切に 対応していただきました。

ここは、事務局長宅で,2階のISSFのフロアには、秘書3人(2人は常勤、1人は パートさん(この人が機関紙の発行・集金担当)の部屋、書庫、20人くらいの会議室、 フランツ氏の部屋と事務局長の部屋があります。今日は、事務局長夫妻は出張でいないそうです。

ISSF本部は、事務局長夫妻と息子さん、3名の秘書で運営されている私的な機関です。 3年前は8人の秘書がいたそうですが人件費が高いので、もっと実際的な活動費に 使いたいということでリストラしたそうです。

家は普通のアパートでした。あれでは居住部分は一般的なドイツ人の家としては 狭いと思います。個人的な生活の犠牲を払って運営されていると思います。

大口径のISSF射撃は、スイスや北欧諸国が中心になって運営しており、その事務局は イタリアだそうです。ISSF 本部自体には、大口径のISSF射撃の情報がなくて、 彼らに直接聞いた方が招請状とかも出やすいそうです。ヨーロッパ選手権などへの オープン参加は可能性があるが、彼ら自身が決めることだからと、連絡先一覧表を頂きました。

雑談の中で、「ISSF News には、射撃に関する優れた内容がある記事が載る。 ISSFが書いたものは ISSF に版権があるものは、Shooting World を日本で拡げるために 日本語翻訳権を許可することは易しい。ただ、ISSF以外に著作権がある記事もあるので、 その場合は著者との協議や協定の参照が必要なこともある。だから、記事の翻訳は 無料頒布であっても必ず連絡が欲しいのです。」といわれましたので、「日本でも 著作権の管理は非常に厳しい。今回の件は友人から聴いているが、彼は翻訳にかかる 前に貴方にご相談したものです。日本の中の著作権については、彼らの間で条件付で 協力しあうことになった,と双方から聞いている」と答えておきました。


World_Cup_Yoshi

会議室の窓際にガラス製のワールドカップのレプリカというか本物と同じ物が 置いてありましたので記念撮影していただきました。こんな機会でないと 触る事なんて出来ませんから。
3人いる息子のうち1人でも、このカップに手の届くところにいってくれると嬉しいのですが。

私のように、出張や観光のついでにISSF本部を訪れる人は多いそうです。バッジと シール,英文の最新ルールブックをお土産に貰いました。


ISSF本部にいたのは30分強で、お別れとお礼もそこそこに10時から夕方までの仕事がある会社にタクシーで向かいました。
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