イカの生干し



刺身のイカも美味しいけど、生干しのイカは甘みがあり美味しい。


おばさんの作り方を復習


《干物》

 うちでは九割までが自家製だった。天日に干さないと味が悪い。今売られているのはみんな電気干しなんでしょ。だから買ったのも酒をぬってもう一度天日で干す。
 イカだったら、酒と塩をかなりしょっぱいくらいにしたのをぬって干す。歯がよければゲソなんかでもいい。干す時間は天気によって違ってくる。どっちにしても生干し。サッとあぶったのは刺し身よりおいしいくらい。
 イワシなら濃い塩水につけたのを金串にさして目ざしを作る。キスならばほんのひと塩と酒をつけて風干しに。赤ヒゲは見てくれは悪いが最高級品。これと甘ダイはひと塩して冷蔵庫で一晩ねかす。次の日に酒をつけて半日も干せばできあがり。甘ダイは身くずれしなくなるし、味もよくなる。

●イカの生干し
 イカは開いてわたを出して、きれいに掃除し、骨も抜きます。酒一カップに塩を小匙四杯入れてよくまぜ、そこにイカを10分くらいつけておきます。天日に干し二〜三時間、さわって外がさらさらしていらたらでき上がり。強火で表面をこがして、中まで火を通さないように焼くのがおいしい食べ方です。


●準備

・刺身用のするめイカ

・酒

・塩

・酒

1.作り方

イカのさばき方は塩からと全く同じ。



胴は縦に3つに包丁を入れ、また、足(げそ)も大きな吸盤を取り硬い部分を取り除く。酒をひたひたにした中に濃いめに塩をする。このまま約10分位つけ込む。



深皿の中にイカの胴と良く洗ったげそを入れ、酒と塩をいれる。



塩を入れる。



天日干しで表面がさらさらになって出来上がり。



強火で表面だけを焼く(強火で短時間)

包丁で切って熱いうちに食べると大変美味しい。醤油などの味付け無しでよい。


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