竜馬ゆかりの地をゆく 土佐の高知

何でもそうだと思うのだが、のめり込んでしまうと実際にその人が歩んだ道を歩きたくなる。
司馬竜馬にのめり込んだ私も例外ではなく、仕事にかこつけて土佐の高知に何度も出向き、
桂浜にたたずんで物思いにふけり、高知城で記念撮影なんてことをしてしまった。
一度は竜馬に興味の無い方と桂浜にご一緒したため「寒いよ〜。もう帰ろうよ〜。」で夢うつ
つから現実に引き戻されたことも・・・。
歴史家は現実や史実を追求し、小説家は真実を追求する。
私は竜馬の史実を調べるつもりは無いが、史実を調べると龍馬に関する様々な悪しき現実
を知らされる。しかし、司馬氏という小説家が追求した真実は、中年のおっさんになってしまっ
た私にも分け隔てなく夢と希望と勇気とやる気を与えてくれる。
竜馬の場合、土佐の高知という国から始まった。さて、私はどこから始まるのか。

高知城

高知城をバックに


 

板垣退助、山内一豊の妻


土佐の国は、前国主である長宗我部
(ちょうそがべ)氏が関ケ原の合戦で西
軍について亡び、代わって山内氏が進
駐して武断圧制と階級差別を三百年も
 
の長きにわたり敷いて来た。高知城下
 
は上士の住む郭中と郷士や足軽の住む
 
上町(かんまち)、下町(しもまち)に別
れ、城西上町の商人郷士の家で生まれ
た竜馬は、この高知のどこからでも望む
ことのできる城壁の城には決して登れな
かったという。美しいもの高いものに誰
でも登れる世の中にしよう。
その心が風雲児竜馬を生んだ。

 


高知市内と桂浜
市内のいたるところで、
維新で活躍した志士達
の息吹が感じられる。
 
桂浜では闘犬も見られ、
 
「ああ、土佐に来たんだ」
 
ということを実感させてく
 
れた。


龍馬誕生の地




龍馬誕生の地の
ちょうど前にある
電話ボックス

桂浜の龍馬像の前で  



武市瑞山殉節の地
春雨じゃ、
濡れていこう



はりまやばし
いまはこれだけが、
ぽつんと残っている

 


 
   

土佐の高知の日曜市
とにかく、何でも売ってます。植木、骨董品、ニワトリ、子犬、ネコ、
 
庭石、くだもの、野菜、寿司、刃物、足袋や洋服などなど。
とにかく、無いものはないといった風情。
 
ここで売られている新鮮な野菜を見ていると、最近のスーパーなど
 
では絶対に感じられない季節感が味わます。
 
腹が減ったら立ち食い蕎麦や名物の天ぷらを食すのも良し。
 
高知に来たならば、絶対に立ち寄ってみたいところです。
 
たしか、平日もやっていたと思いますが、詳しくは
高知市観光課 0888−22−8111
 
まで、お問い合わせください。
私は、写真上の土佐文旦(ぶんたん)を買いました。
 
とっても大きくて、果糖が高かったです。

 

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司馬竜馬