1.施設・用具・服装 |
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(1)コート |
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原則として、次の通りとする。 |
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(2)ゴール |
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原則として、高さ128p×140p〜153pのゴールを使用し、エンドライン後方30pのゴールライン上に設置する。 |
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(3)ボール |
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原則として、直径16p〜18pのソフティボールを使用する。 |
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(4)服装 |
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原則として、チームは同一のユニフォームまたはゼッケンを着用する。 |
2.チーム |
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・ゲームは車いす使用者6名(フィールドプレイヤー5名、ゴールキーパー1名)で行い、上肢に障害を伴うもの2名以上を含むものとする。 |
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・交代競技者の数は、特に定めず、ボールデッドの時点で、審判に申し出て自由に交替できる。 |
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・ハーフタイム・休憩の時、審判に申し出てポジションチェンジができる。 |
3.試合時間とタイムアウト |
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・ゲームは、ハーフタイム10分をはさんだ、前・後半20分とする。 |
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・同点の時の延長時間は、休憩5分後、10分とする。 |
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・チームは前後半各2回(1回につき30秒以内)作戦タイムをボールデッドの時点で要求できる。 |
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・レフェリータイムアウト・作戦タイム・競技者交替の時は時計を止める。 |
4.競技の開始 |
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・両チームの代表によるトスを行い、勝ったチームがボールの所有かコートサイドのどちらかを選択する。 |
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・ボールを所有したチームのセンターラインからスローで競技を開始する。後半は相手チームのスローオフとし、延長の場合は改めてトスで決める。 |
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・得点後のスローオフは、ゴールキーパーからのスローにより行う。 |
5.得点 |
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・得点は、ゴールごとに1点とする。 |
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・ボールが半分以上ゴール内に位置すれば得点とする。 |
6.ボールの扱い方。 |
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(1)許されるプレー |
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・下腿、または足以外の身体(車いすを含む)の部分でプレーすること。 |
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・ボールを保持し、車いすを連続3回プッシュ(ブレーキは含まない)すること。電動車いすの場合は、最高3秒間移動とすること。 |
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・ボールを一方の手から他方の手へ持ち替えること。ジャッグルも許される。 |
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(2)禁止されるプレー |
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・下腿、足でプレーすること。 |
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・腰を浮かせてプレーすること。 |
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(3)エリア内でのゴールキーパーのプレーは(2)以外制限はない。 |
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・ゴールエリア外でのゴールキーパーのプレーはフィールドプレーヤーと同様の制限を受ける。 |
7.ボールの動き |
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・ラインアウトしたボールは、最後にふれたプレーヤーの相手のチームのボールとなる。 |
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サイドライン サイドからのスローイン |
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エンドライン オフェンス側のプレーヤーが触れた時、ゴールキーパーボール |
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ディフェンス側のプレーヤーが触れた時、コーナーからスローイン |
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ただし、ゴールキーパーに触れてエンドラインをラインアウトしたボールは、ゴールキーパーボールとする。 |
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・ボールの、ラインアウト・インの判断は平面とし、ゴールエリアに関わる判断も同様とする。 |
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・センターラインをはさんで見方にスローインはできない。 |
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・オフェンスの時、自コート・相手コートそれぞれにおいて、味方どおし、最低1回パス(ワンパス)しなければならない。プレーに再会される位置により、自コートでのパスは必要ない。また、サイドラインからのスローインもワンパスとみなす。 |
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・オフェンスの時、故意にセンターラインをはさんで自コートにバックパスすることはできない。 |
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・ゴールキーパーは、自コート内にパスしなければならない。ゴールキーパーの自コート内へのパスはワンパスとしない。 |
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・ゴールエリアライン付近のオフェンス側の反則は、ゴールキーパーボールとする。 |
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・ゴールキーパ−ボール及びペナルティースロー以外の反則は、その時点における最も近いサイドラインから、相手チームのスローインとする。 |
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・ゴールエリアライン付近でのディフェンス側の反則に対して、ペナルティースローが与えられる。方法は、ゴールエリアラインから3名による10秒以内の攻撃とする。 |
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・ゴールに当たって再度コートに入ったボールは、インプレーとする。 |
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・イーブンボールに対して、両チームのプレーヤーが同時にコンタクトした場合は、その場所のコート側のチームのボールとする。 |
8.反則 |
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・トラベリング:ボール保持者が車いすを連続4回プッシュした時(ブレーキングを含まない)電動車いすの場合は3秒をこえて移動した時。 |
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・5秒ルール:スローインの時、ホイッスルが鳴ってから5秒を越えた時。ゴールキーパーが5秒をこえてパスしなかった時。 |
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・30秒ルール:1回の攻撃で、センターラインを超えてから30秒を越えた時。 |
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・ハッキング:相手の保持するボールを、奪い取ったり、手でたたき落とすこと。 |
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・ブロッキング:過度に身体や車いすに触れて、相手の動きを妨げること。 |
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・プッシング:故意にボールをぶつけたり、突っ込んだり、相手に対して危険な動作をすること。 |
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・フロアータッチ:ボール保持者の身体のいずれかの部分が床に触れた時。(ただし、足で車いすを操作する者の足をのぞく) |
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・フロントピックアップ:床のボールをフットレストの前から拾った時。 |
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・ストップボール:車いすの下にボールが入り停止した時。 |
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・ゴールエリアイン:フィールドプレーヤーがゴールエリアには行った時。 |
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・エンドラインアウト:ゴールキーパーがディフェンス中エンドラインを出た時。 |
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・ストーリング:故意に試合の進行を遅らせていると、審判が判断した時。 |
9.その他 |
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(1)判定に関すること |
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・審判の判定には、絶対に従うこと。 |
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・アンフェアーなプレーについては、警告する。警告を2回受けたプレーヤーは退場しなければならない。 |
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・ボールデッドとは、ボールがラインアウトしたり、反則があって攻撃権が移動する時の状態をいう。 |
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・審判はプレーの進行中プレーヤーがけがをした時、あるいはけがをすることが予想されると判断した時、車いす等を修理する場合にレフェリータイムアウトをとる。ただし車いすの修理に2分以上要する場合は、交替競技者を出すか、チームとして作戦タイムをとらなければならない。車いす交換は認める。 |
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・両チームのプレーヤーが同時に反則した場合は、オフェンス側の優位を認める。 |
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・試合の進行上、支障がなければ反則をとらない場合がある。 |
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(2)チームの編成については、当分の間、申し合わせ事項によるものとする。 |