車いすハンドボールとは(基本的な考え方)

車いすバスケット(車いすバスケットは一般のバスケットとボールの大きさ・重さが同じ、コートの広さ、ゴールの高さ・大きさも同じ)のレベルに達しない車いす常用者(電動車いすも含む)にも集団で行うボールゲームの楽しさ、おもしろさを味わってほしい。というねがいから京都府立体育館の「障害者スポーツのつどい」の中から1985年頃生まれた。
作るとき大切にしたこと「何ができるか」ではなく「どうしたらできるか」
@ゴールは、バスケットボールのように高くなく、上肢に障害がある人手もか他の高さ程度以下でシュートができるゴールを設定しました。(結果的に「車いすハンドボール」という種目名となった。)
Aコートの広さやゴールエリアの形は、上肢に障害のある人でもあまり無理なく動ける範囲のコートの設定をし、寸法をいろいろ変えてみて今の広さとなりました。
Bボールは、受けそこなっても危なくなく、手が不自由でも持ちやすいボールを選ぶため、いろいろなボールを使ってみて今の大きさややわらかさになりました。
Cルールは、動くことができない人を基準に考え、固定観念に捕らわれずに様々な種目から引用しました。