1.障害者「フライングディスク」の特徴 | |
@ | アキュラシー競技: プレーヤーはディスクを10回投げます。 |
内径91.5cmの円形のアキュラシーゴールを通過した回数が得点となります。 | |
得点が同じであった場合10回(投の試技において、第1得点を先にとった人が上位になります。 | |
※ ディスリート・ファイブ:スローイングラインの中央よりアキュラシーゴールまでの距離を5mとする。 | |
※ ディスリート・セブン:スローイングラインの中央よりアキュラシーゴールまでの距離を7mとする。 | |
京都では主にディスリート・ファイブで競技しています。 | |
A | ディスタンス競技:ディスクを遠くへ飛ばして、着地までの距離を競う競技。 |
B | 使用ディスク:日本障害者フライングディスク連盟公認の「ファーストバックモデル」 |
直径23.5cm 重さ100±5g | |
C | 競技区分 |
アキュラシー(正確さ):なし | |
ディスタンス(距離 ):男女別、及び立位と座位に分けて行います。 | |
2.障害者フライングディスクの歩みと京都での歩み | |
【障害者フライングディスク競技の歩み】 | |
1960年代 アメリカのケネディ財団の支援による「スペシャルオリンピックス」のスポーツプログラムとして行われるようになりました。 (知的障害者の治療プログラムとして始まる) 1968年 第1回スペシャルオリンピックス国際大会開催(シカゴ) 1981年 第1回日本スペシャルオリンピックス全国大会開催(神奈川県藤沢市) 1992年 第1回ゆうあいピック東京大会開催(知的障害者の全国スポーツ大会) 2001年 第1回全国障害者スポーツ大会開催(宮城県)(前年度までの全国身体障害者スポーツ大会とゆうあいピックが統合される) ※このように障害者のフライングディスク競技は、はじめは知的障害者のスポーツとして発展して来ましたが、2001年にゆうあいピック(全国知的障害者スポーツ大会)と全国身体障害者スポーツ大会を統合して全国障害者スポーツ大会となり、すべての障害者がいっしょにできる競技となりました。 |
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【京都における障害者フライングディスク競技の歩み】 | |
1996年3月14日 平成7年度ゆうあいフライングディスク大会開催(京都市障害者スポーツセンター) 25名出場 1997年 第6回ゆうあいピック愛知大会 京都市代表選手として2名出場 2001年 第1回全国障害者スポーツ大会(宮城県)以降毎年知的障害者の代表選手を送っています。 2003年 すべての障害者がいっしょにできる競技として京都府下での普及の取り組みを3つ行った。 @「フライングディスク、軽スポーツ等」北部講習会 (8月24日綾部市総合運動公園体育館) A「フライングディスク、軽スポーツ等」南部講習会 (9月21日サン・アビリティーズ城陽) B「フライングディスク大会」 (10月26日京都府立丹波自然運動公園体育館) 74名出場 2004年 第1回全京都障害者フライングディスク大会 (10月10日京都府立丹波自然運動公園体育館) 86名出場 第4回全国障害者スポーツ大会(埼玉県11月) (知的障害者 7名、身体障害者1名「京都から初の代表選手 (都合により出場辞退)」) |
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3.今ある京都のフライングディスク大会 | |
2005年 平成16年度京都ゆうあいフライングディスク大会 (3月24日京都市障害者スポーツセンター) 67名出場 第2回全京都障害者フライングディスク大会 (10月9日京都府立丹波自然運動公園体育館) 2006年 平成17年度京都ゆうあいフライングディスク大会 (3月15日京都市障害者スポーツセンター) |
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4.今あるフライングディスクの全国大会・国際大会 | |
2005年 第9回全日本障害者フライングディスク競技大会 (7月31日駒沢オリンピック公園) 第5回全国障害者スポーツ大会(岡山県11月6日・7日) (京都からは知的障害者 7名、身体障害者3名出場予定) |