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海外ラリーは、道路事情、行政事情などもあり、SS(スペシャルステージ、純粋にタイムを争う区間)中心のラリーが行われている。
ラリーのスタート前にレキと言ってペースノートを作るためにSSの区間を下見する時間が設けられ、SSでは、コドライバーがペースノートを読み、それを聞いたドライバーがより速くと運転する。

近年中級ラリー以上で、日本国内のラリーにもペースノートが導入されつつある。
知らない道を安全に速く走るには、信頼のおけるペースノートを的確にコドライバーが読み上げるのが基本である。しかしタイムを出すにはあくまでドライバーの腕が重要である。日本の林道はアベが低いので、有視界走行に慣れたドライバーならペースノートなしの方が速いかもしれない。

ペースノートは、一般的にコーナーナンバーと左右の表記(R、Lなど)でコーナーを表す。
コーナーナンバーは、1が最もきつく、数字が増えるに従い緩いコーナーを表す。ナンバーの段階の数はペースノート作成者によって異なる。また、数字ではなく言葉でコーナーのきつさを表す方式もある(セガラリーはこれ)。
また、コーナー間の直線の長さ(次のコーナーまでにどれくらい踏めるかどうか)、コーナーの長さ(ロング、ベリーロング等)、コーション(注意)やダブルコーション(特に注意)、クレスト(丘)ジャンプ(ジャンプする丘!)、カット(コーナーのインを攻めれる)やドントカット(インを攻めてはいけない!)、ナロー(狭い)、スリッピー(滑り易い)などなど、ドライバーがコースを攻めるのに必要な情報を分かり易く記載したものである。

このゲームではコーナーナンバーと直線距離しか記載していない。
大体1,2が1速、3,4が2速、5,6がそれ以上らしい?
あと、本物にはゴールしてからも少し記述があるが(ゴールしてから事故らないため)、これにはない。

このゲームはペースノートの感じをつかむくらいにはなるだろう。