テレカ・コレクター入門ページ(その4)

  今回はまず、下の3枚のテレカをご覧下さい。

下の写真はそれらのテレカの裏側の一部です。

左のテレカには<品名105<331−378>>、中のテレカには<品名50<モデ ル110−814>>、右のテレカには<品名50<フリー110−175348>>と 明記されています。実はこの番号はテレカ・コレクターにとって非常に重要なものであり ます。というのはこの番号によって分類しているコレクターが多いからであります。 この番号の意味を左のテレカの<品名105<331−378>>の場合で説明します と、品名の後の105は105度数を意味します。また331はその発行されている地域 を言います。331とは関西を意味します。また、378はそのテレカ固有の番号であり ます。この番号は基本的に1番から順番に付けられていきます。 要するにこの331−378という番号はこの図柄のテレカにしか付けられない番号で あり、番号で分類していけば同じカードがダブってしまうことも無いわけです。 また、このカードは331−378の頭にモデルやフリーといった記載がありませんが、 これはNTTの窓口で発売されているカードを意味します。

次に真ん中のカードはモデルという記載がありますが、これをモデルカードといいます。 モデルカードはあらかじめ決められた図柄にユーザーの好みの文字を印刷するカードで結 婚式の引出物等でご覧になられた方も多いと思います。同じように110−814はその カード固有の図柄の番号を意味します。

右のカードはフリーという記載がありますが、これをフリーカードといいます。フリー カードは文字通り、ユーザーで自由に図柄を決めることができます。企業の販促カード等 でよく見かけます。110−175348はそのテレカ固有の図柄の番号であります。

例えばNTTの窓口で発売されているカードを全部集めようとされている方は表の図柄 を見ずに、裏の品名部分を見てダブりがないかをチェックされている方が多いようです。 この品名の番号のおかげで、品名の番号による分類、整理が可能となるわけです。

テレカ・コレクター入門ページ(その3)
テレカ・コレクター入門ページ(その5)