028 鉄の染色について
ペルシアで発見された銅の染色、ピリッポス治下に書かれたる (Bafh; tou: para; PevrsaiV ejxeurhmevnou calkou: grafei:sa ajpo; ajrch:V filivppou) (e cod. Venet. Marc. 299, fol. 118r) 029 2 346 1t しかし、ペルシアでは染色されない方がよいものよりも上位にある銅を染色したいときには、キュプロス産の美しい銅2分量と、乾燥したトゥティアによってあらかじめこしらえ方されたものから1分量とを取れ。そしてどうを、できるかぎり小さな部分に粉々にし、これに乾燥剤を加え混ぜよ。347 1 そして両方を坩堝に入れ、銅が乾燥剤で沸騰するまで、激しく鞴で吹け。そして沸騰したとき、両方がひとつになるまで、もう一度多くの鞴で石炭をあてよ。そして色の美しさを知りたければ、尖端のまがった一種の鉄具を取れ、そして先端だけを使って引き出し、観察せよ。そして色が充分なら、鞴をやめよ。しかしまだ充分でないなら、鞴と石炭をさらに加えよ。というのは、石炭による鞴は、余分にかければかけるほど、問題となっているものはよりよく仕上げられるからである。 2010.07.31. 訳了。 |