ニケーポロス・ブレムミデース
[人物] 女預言者イシスがわが子に (redactio prima) (e cod. Paris. B.N. gr. 2327, fol. 256r) 2.28."20t" 2.28.21 さらに彼が言うには、彼〔アムナエール〕の徴[について]これを彼は頭にいただき、透明な水に満たされた瀝青を塗られぬ陶器を見せびらかせるであろう、と。彼は真実を言うことを望んでいました。 さて、次の日に〔わたしが〕現れ、太陽が軌道の中心に至ったとき、彼よりも偉大なアムナエールが、わたしに対して同じ渇望にとらわれることになって、彼は待つことをしませんでした。むしろ、そのことに真剣となり、接近してきましたが、わたしも劣らずそのことを探ることに気をつかいました。 2.29.20 それから後は、徴をも見せびらかせ、秘儀を開始し、指図する際に誓約をも分けて言いました。 2.30.1 これらのものにわたしを誓わせたうえで、ひとり実子や真正な友を除いて、???何びとにも伝えることのないよう命じましたi{na h\/ aujto;V su;, kai; su; h/\ aujtovV。そこで赴いて注視し、アカラントスの農夫に質問し、2.30.10 彼から学びなさい、種播かれるものは何であり、また収穫されるものは何であるかを、そうすればあなたは学び知るでしょう、小麦を播く者はまた収穫もすること、大麦を播く者は同様に大麦を収穫もするということを。 以上のことを、おお、わが子よ、序論を通して聞いて、それらの造物と生成の全体を理会しなさい。そして知りなさい、人間は人間の種蒔き方を識り、ライオンはライオンの、イヌはイヌの〔種蒔き方を識っている〕ということを。そこでもし、自然に反したものが何か生じる結果となったら、奇怪な現象(tevraV)のように生じるのであり、組成(suvstasiV)を有さないであろう。なぜなら、自然は自然を歓び、自然は自然に打ち勝つのですから。 2.30.20 2.31.1 あらゆる有体の白化であるところの白い薬の混合 銅によって白くなった水銀をとり、これ〔水銀〕から1部分をとり、水で〔?〕されたマグネーシア1部分、シトロンの果汁でこしらえ方されたfaecula1部分、堕落していない<子ども>の尿で練られた雄黄1部分、カラミン1部分、密陀僧と化合したピュリテース石〔すなわち黄銅鉱〕1部分、硫黄で焼かれた白鉛1部分、アスベストスと化合した密陀僧2部分、コバルトの砒素を含む硫化物の灰1部分。これらをすべて、最もきつい白い酢で練り、乾燥させれば、白い薬を得られる。 次いで、銅と鉄をとり、溶解させなさい、それから、硫黄1部分、マグネーシア10部分、これら練られたものを少しずつ加えなさい2.31.20、鉄がぼろぼろになるまで、そうしてすり潰しておまえは保持します。そうして、打って熱くされた銅の角〔?〕を取って、これから4部分を溶解させなさい、それからこれに砕かれた鉄1部分を加えなさい、少しずつ加え動かせながら、鉄も銅も結合するまで。 次いで、これから1リトラを取って、溶解させなさい、2.32.1 これに白い薬3〔単位なし〕を少しずつ加えながら、白っぽい粉末になるまで。そうして、漏斗から取って、これに水銀1部分とそれの2部分を混ぜなさい。そうしてこれを爪の厚さにしなさい。もしも完全には伸ばせない場合は、再度溶解させなさい、そうすれば蜜蝋のようになるでしょう。 次いで、緑礬水ではなくて、hJliokovsmionとhJliokogcuvlion、cwnh: truvgouの染液を用意して、その薄片を硝子の中に投入し、25日間、腐敗しきるまで置きなさい。次いで取り出して、保持しなさい。 2.32.10 諸々の体の何かを白化させたいときは、次のようにしなさい。水銀とアスベストスの蒸留液と尿、山羊の乳、硝石、塩を取って、練り、白化させなさい。 同様にしてわかるでしょう、おまえのために述べられたことは、2.32.20 倍化diplwvseiV〔複数〕と染色katabafaiv〔複数〕、あらゆる処理oijkonomivai、何であれ、一つの理性nou:Vに達するもの、一つの作用e[rgonに達するものすべてであると云うことを。ですから、この奥義を理会しなさい、わが子よ、この寡婦の薬の〔奥義〕を。 また、昇華蒸留液は次のようにして抽出されます。雄黄を取り、水で煮沸し、乳鉢にとって、少量のオリーヴ油を加えて穂といっしょに練りなさい、2.33.1 そうしてlwpavVやfiavlh〔画像参照〕の中に取り、門扉の上に炭を置いてその上に、昇華ががすむまで置きなさい。同様にして鶏冠石をもつくりなさい。 2009.04.22. 訳了。 |