ヨアンネス・アルキエレウス
ギリシア語錬金術文献集成
TLG 4328
キリスト信者の哲学者
001
金の安定について
|
[人物]
A.D. 6、キリスト信者の錬金術師。アレクサンドリア人。
金の安定について
(Tou: Cristianou: peri; eujstaqeivaV tou: crusou:)
(e cod. Venet. Marc. 299, fol. 110r)
4328 001 2 395 1t
キリスト信者の〔書〕『金の安定について』
2.395.2
さきほど、第2の研究のロゴスをなしおえ、もろもろの石の行道を惜しみなく詳説したので、わたしは第3の研究に至る。この書に何か役立つことを関連づけるためである。で、これがそうである。神々しいものらは神々しいものらによって支配され、湿ったものらは、これに対応する湿ったものらによって〔支配される〕。これこそが、アブデーラ出身の知者〔デーモクリトス〕が、第4の研究の中においた序言で、示しているのは、それは湿ったものでも対応する湿ったものでも、神々しいものでもあるということ、処理の蜂房は、神々しいものは神々しいものによって、湿は対応する湿によって支配されることであるということである。なぜなら、自然は 396.1 自然を喜ぶからである。同様にまた、自然は自然に打ち勝ち、自然は自然を支配するとは、筆者と教師オスタネースが謂ったとおりである。そこでわたしたちは、あの人たちの伝統にしたがって、金と銀に関する研究の同じ序言に、
2014.11.10.
|