037 染浴について
ギリシア語錬金術文献集成
TLG4319
ゾーシモス
038
黄化について
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黄化について(Peri; canqwvsewV)
(fort. pars operis Ceirovmhkta)
(e cod. Venet. Marc. 299, fol. 137v)
038 2 208 8t
黄化について
「おお、女性よ、白化からすぐに黄化をむすびつけることは、万人によいと思われたわけではなかった。なぜなら、白い化合物が煮沸されると、たいてい黄化に向かったからである」。
そして、しばらくして。
「他の人たちは、こういったことについて何か相当余計なことをしたのだった。というのは、冷えるまで放置し、黄色い硫黄水を流れ落ちさせ、教えられてきた日数の間、天日のもとで滑らかにさせ、その後で、煮沸し加熱するのが常であった」。
そして、しばらくして。
「しかしながら、一般的な硫黄水とは、アスベストス2個分と硫黄1個分とからなり、容器の中で融解させられ、濾されたものである。そしてもう一度溶解させられたもの、すなわち硫黄水であり、両方の色を含んだものである」。
2009.08.10. |