"t"1(Perry373)
蝉たちと蟻たちの寓話:若者たちを労苦へと促す。
"t"2(Perry399)
鵞鳥と白鳥の寓話:若者たちを言葉の尊重へと慫慂する。
"t"3(Perry396)
鳶たちと白鳥たちの寓話:柄にもないことを真似せぬように勧告する。
"t"4(Perry397)
鳥刺しの寓話:言葉ではなく事実に意を用いるよう勧告する。
"t"5(Perry280)
雌山羊の寓話:一目瞭然の事実を隠さぬよう勧告する。
"t"6(Perry393)
アイティオピア人の寓話:本性は変えられぬということを明らかにする。
"t"7(Perry140)
処女とライオンの寓話:快楽を避ける。
"t"8(Perry142)
ライオンの寓話:悪徳よりも徳を重んじるよう勧告する。
"t"9(Perry187)
驢馬の寓話:悪人たちに善くすることのないよう勧告する。
"t"10(Perry188)
驢馬の寓話:より多くを求めないよう勧告する。
"t"11(Perry22)
蟹の寓話:不可能なことを忠告しないよう勧告する。
"t"12(Perry281)
雄鶏たちの寓話:羽振りのいいときに節度を保つよう勧告する。
"t"13(Perry320)
馬の寓話:人間のすることを観察するよう勧告する。
軍馬を老いが苦しめ、戦闘のかわりに粉挽き小屋を選んだ。そうして戦争する代わりに臼を挽くことを強制されたとき、わが身の運命(tyche)に涙して、昔日を思い起こした。「わしにとっては」と言う、「おお、粉挽き屋よ、昔は出征することが勤めだった、そして全身を飾りで覆われ、世話するために人間が付き従ったものだ。しかるに今は、どうしてこんな目に遭うのかわからぬが、戦闘の代わりに粉挽き小屋を選んでいるのだ」。すると粉挽き屋が馬に向かって、「やめよ」と謂った、「昔のことで不平をかこつのは。なぜなら、運命(tyche)は死すべき者たちに対して、どちらの方にでも変化をもたらすことを知っているのだから」。
"t"14(Perry194)
鸛の寓話:悪人たちとつきあわないよう勧告する。
"t"15(Perry117)
駱駝の寓話:より多くを欲求することを叱責する。
"t"16(Perry372)
牡牛たちの寓話:同心を勧告する。
"t"17(Perry351)
鹿の寓話:実行もできる者が忠告するよう勧告する。
"t"18(Perry74)
鹿の寓話:経験を待って判断するよう勧告する。
"t"19(Perry2)
黒丸烏の寓話:より多くを求めないよう勧告する。
"t"20(Perry394)
狐の寓話:多くのものを得損なわないよう勧告する。
"t"21(Perry153)
羊たちの寓話:欺瞞者たちに聴従しないよう勧告する。
"t"22(Perry262)
オリーヴと無花果の寓話:若者に思慮深くあるよう勧告する。
"t"23(Perry138)
不幸せな者たちを見て自分の魂を救う兎たちの寓話
"t"24(Perry289)
蛙の寓話:臨終の前に約束する者を判定すること。
"t"25(Perry156)
狼の寓話:よこしまな連中に善行をしないよう勧告する。
"t"26(Perry352)
鼠たちの寓話:程よいことに満足するよう勧告する。
"t"27(Perry400)
蜜蜂たちと羊飼いの寓話:よこしまな利得に動かされないよう勧告する。
"t"28(Perry395)
鷲と大蛇の寓話:親切は先に始めるよう勧告する。
"t"29(Perry124)
烏と狐の寓話:欺瞞者たちに聴従しないよう勧告する。
"t"30(Perry?)
めいめいに自分のことを学ぶようにさせる猪の寓話
ある人が狩りをして、猪と山羊と羊を捕った。そして驢馬がそのすべてを町に運んでいた。すると、他のものは黙って座っていたのに、猪だけは大声で喚き、運んでいるものを手こずらせた。そこで猪に向かって、「いったいどうして」と謂った、「他の連中と同じようおとなしく運ばれないのだ?」。「なぜって、山羊は乳のために、羊は羊毛のために連れてゆかれる、けれどもおれは屠殺のためなのだから」と猪は言い返した。
おのおの自分なりの言い分を知っているのだ。
"t"31(Perry101)
黒丸烏の寓話:強欲を嫌うよう勧告する。
"t"32(Perry276)
射手の寓話:自分の身内のはかりごとについて多くのことを言う。
"t"33(Perry11)
笛吹く漁師の寓話:諸々の術知に通じていることを勧告する。
"t"34(Perry284)
ライオンと人間の寓話:正義を歓愛し、大口を叩かないよう勧告する。
"t"35(Perry133)
犬の寓話:飽くなさをのがれるよう勧告する。
"t"36(Perry70)
樫と葦の寓話:強い者には刃向かうことないよう勧告する。
"t"37(Perry374)
葡萄の寓話
"t"38(Perry283?)
農夫と狐の寓話
隣人の広がりゆく畑に、よこしまな農夫に妬み心がわきおこり、隣人の労苦を台無しにしてやろうとした。そこで狐を捕って、これに燃え木を結びつけ、隣人の畑に放した。けれども、精霊の望みによって、狐は放された場にじっとしてはおらず、放した者の畑を焼きつくした。
邪悪な隣人たちは、相手より先に被害をうけるものだ。
"t"39(Perry130)
乳母と狼の寓話:結果が出る前に希望を持たぬよう勧告する。
"t"40(Perry398)
烏の寓話:自然本性に従うよう[従おうとしないことに対して]勧告する。