Fabulae Dosithei


[底本]
TLG 0096 004
Fabulae Dosithei, ed. A. Hausrath and H. Hunger, Corpus fabularum Aesopicarum,
vol. 1.2, 2nd edn. Leipzig: Teubner, 1959: 120-129.
(Cod: 1,202: Fab.)

[解説]
 偽ドシテウス『ヘルメネウマタ(解釈)』より採られた話。ドシテウス(4世紀後半?)はギリシア語話者のためのラテン語学習文法書の著者で、誤ってこの人物に帰せられる『ヘルメネウマタ』は、多様な内容を含みギリシア・ラテン両語で記された学校教材である。その中には「語彙集」や「トロイア戦争物語」と並んで「イソップ寓話集」が含まれている。(中務哲郎『イソップ寓話集』p.362)





"t"

ドシテウス寓話集

"t"1
鹿(Perry74)〔水辺の鹿〕

"t"2
鼠とライオン(Perry150)〔ライオンと鼠の恩返し〕

"t"3
鼠勢と鼬勢(Perry165)

"t4"
主人と船乗りたち(Perry391)

"t5"
猫と鳥たち(Perry389)〔鳥を招待する猫〕

"t6"
老いたライオンと狐(Perry142)

"t7"
藪医者(Perry317)

"t8"
渇いた鴉(Perry390)〔嘴細烏と水差〕

"t9"
烏と狐(Perry124)

"t10"
イナゴを狩る子ども(Perry199)

"t11"
肉を運ぶ犬(Perry133)

"t12"
鼠と蛙(Perry384)

"t13"
病気の驢馬と狼(Perry392)〔病気の驢馬と狼のお医者〕

"t14"
牡牛と野生の山羊(Perry217)

"t15"
一緒に旅をする人間とライオン(Perry284)

"t16"
田舎の鼠と都会の鼠(Perry352)

2003.05.22. 訳了


forward.GIFリバニウス寓話集