シュルス／断片集

［人物］
　3世紀前半にプロティノスは、新プラトン主義という最後の偉大な古代哲学の体系を打ち立てた。……彼の著作はすべて短めの論文であるが、それは教え子であり弟子でアルポリュフリオスによって９つのグループに集められた（しかし残念ながら著作順ではない）。そのためにそれは『エンネアデス』（「エンネア」enneaはギリシア語で「９」の意味）として知られている。彼は……占星術を攻撃している。基本的な反対理由は、プラトン流にいえば人間の真の本質である魂は物質世界の上にあり、従って占星術の法則の外にあるということであった。（テスター『西洋占星術の歴史』）

［底本］
TLG 2034
PORPHYRIUS Phil.
Astrol.
vel Malchus
A.D. 3
Romanus, Tyrius

TLG 2034 028
Introductio in tetrabiblum Ptolemaei
Astrol.

E. Boer and S. Weinstock, Codices Romani [Catalogus Codicum Astrologorum Graecorum 5.4. Brussels: Lamertin, 1940]: 190-228.

哲学者ポリュプリオスの

プトレマイオスのアポテレスマティカ書入門
序

　〔未訳〕

2018.01.31.　訳了