リュディア人ヨアンネス/Excerpta e calendario Clodii
ギリシア占星術文書目録2583_001
アポテレスマティカ
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[人物]
マネトーン(前280年頃活躍)。エジプトのヘーリオポリスの神官。古代エジプトの原史料に基づいて、ギリシア語で『エジプト年代記』Aijguptiakav を著し、国王プトレマイオス2世に献じた。信憑性の高い記述内容であったと思われるが、原本は失われ、イオーセーポス(ヨーセーブス)や教父エウセビオスらの引用により断片的に知るにすぎない。3千年の古代エジプト史を、古・中・新の3王国と30の王朝に分ける彼の時代区分法(アカイメネース朝ペルシアの支配を第31王朝とするのは後人の付加)は、今日もなお踏襲されている。また彼は、プトレマイオス1世の命令により、ギリシアの神官ティーモテオスTimotheos と協議のうえ、新たな国家神セラーピス(サラーピス)の崇拝を設けたことでも知られる。
Ease. Prep. Evang. 2/ Digo. Laert. 1-10/ Joseph. J. A. 1-3/ Plut. Mor. 354c~d, 362a/ Ael. N. A. 10-16/ Syncellus Chron./ etc. (松原國師『西洋古典学事典』)
[底本]
TLG 2583
MANETHO Astrol.
A.D. 3?
TLG 2583 001
Apotelesmatica
Astrol., Hexametr.
H. Köchly, Poetae bucolici et didactici, Paris: Didot, 1862: 41-101.
マネトーンの
アポテレスマティカの
第2[1]巻
〔未訳〕
2019.10.09. 訳了
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