病人が生きながらえるか健康になるか危篤に陥るか死ぬかの予知に関する数による行道
[底本] 12. (173) 獣帯星座占い
第1宮・白羊宮は13の(gravmmata)?を有する。 白羊宮の時期に生まれる男性は、最初の歳月病気がちで、デコ禿げ、突き出て赤味を帯びた唇を持ち、人生において生長すると、知慮深く、もの学びよく、鋭く、渡り人、3歳までは病気がちで人間どもの軛の下にあり、初期に婚約した女を捨てて他の〔女〕と同棲するが、ある時期までは有益、邪慳、気前がよい。干し無花果と沢山の牛肉をして食さしむるな。15歳の時に病気になるだろう、もしこの〔人生の〕厄年を通過すると長生きし、四足動物から内反足と、火と鉄の苦労を得、特異で、激情的、小事に腹を立て、変わり易く、雄弁で、愛友たちのために自分の頭を???感謝をしらず、亭主のいる女の汚名を聞く、頭と眼を患い、外国暮らしをし、危難を目にして隠れた労苦を持ち、女と子どもに好機嫌となって家から家へと引っ越し、よき墳墓を得る。頭とか顔とかに徴を有する。その後、諸々の脆弱さによって重くされて、3歳5歳7歳、9歳、10歳、15歳、17歳、27歳、33歳、45歳、50歳に厄年を迎え、これらの (175) 厄年(klimakthvr)を通過すると、66歳まで生きるだろう。病に罹る場合は、牡羊の角の削りくず、額と尻尾の毛を取り、これらを焼いてオリーブ油と混ぜて塗布せよ、そうすれば危険なめに遭わないだろう。 白羊宮の時期に生まれる女性は、目にも色白、デコ禿げ、突き出て赤味を帯びた唇を持ち、性格よく、感覚的、生を生長させる???、粗野、口達者、男に強く、寛容、他人から愛され、自分に邪慳な夫の寡婦となり、3人の夫と同棲し、何かきつい言葉のせいで????、ある人から悪行されるだろう。頭を患い、手・関節・????。頭ないし顔に徴を持ち、厄年は3歳と7歳、9歳、10歳、15歳、27歳、30歳、45歳、50歳で、これらをすぎると66歳まで生き、四足動物や鉄の災難を持つ。病気になったら、[牡羊の角の削りくず、額と尻尾の毛を取り、これらを焼いて]硫黄と乳香とシーダー油をわたしは混ぜた。 (175)第2宮・金牛宮生まれ金牛宮の期間に生まれる者は善き日に生まれる、2歳と7歳の時に病気に罹るだろう。もし4年間を通過すれば、長生者であろう。なぜなら、金牛宮に生まれる者が悲惨な所以は、牡牛のように軛のもとに曳かれからである。しかし外観的には黄色く、顔がおおきく、デコ禿げ、見た目にがさつ、年頃には程々で、女のように見えて情愛深く、外観的には美しいが、心は(ajyifrovnimoV)にして合理的、淫蕩、多数の女たちに愛され、他人の土地を彷徨い、母親の祈りを相続し??、第1の女を埋葬し、他の女は相続し、亭主持ちの女に苦しめられ、子どもらにも苦しめられ、大いなる人々に愛され、自分の家を益し、矛盾から逃れ、親族や隣人たちから悪罵され、神から恩恵を見出し、悪人たちから法廷に (176) 引き出され??、所有物や果実を奪い取られ、もし戦えば、幸運であろうが、老齢には隠遁生活を求める。もし文字を学べば、大いに前進し、王たちの中庭を逍遙し、病気になっても命終することなく、病の臨終を踏み越えるが、腎臓を患い、言葉なき動物や剣によって害され、(h{youV)から転落し、家から池へと移るが、両手・両脚に苦しむだろう。徴を胸と秘所に有し、厄年を迎えるのは3歳、7歳と14歳、40歳までだが、79年間存命し、腹の病因で亡くなるだろう。自分の病の際には、食事をしてはならない、女から薬を受け取って、?何ひとつ不正されることはないだろう。また異国の損害をも渡るだろうが?、聖ゲオールギオス〔3,4世紀の殉教者。祝祭日は4月23日〕が彼を守るだろう。 金牛宮の期間に生まれる男性は善き日に生まれる、彼が3歳になるまで病弱であろうが、もし3歳を過ぎ、17歳を満たすと、長生者となり、思慮深く、すばらしく、眼うつくしく、努力家、尊敬され、家族を統率し、人々の軛のもとにあり、多くのことを実行し日々の生活が彼を見捨てることなく、激しやすく、義しく、勤勉、あらゆる平和事を愛し、<聖>ゲオールギオスに嘉され?、27年間厄年に陥り、そしてこれを通過して長生者となり、30年間、自分のあらゆる美しい事柄をも幸せに暮らし、もし54年間経過すれば、あらゆる術知においてもの学びがよいゆえ輝かしい老齢へと昇進し、年頃は程々で、生き生きとし、女に苦しめられるだろう。用心すべきは、走ること、相撲をとること、高みに留意せよ。他人の土地を走りまわり、友たちや同志たちのために自分の頭を賭けようとするが、感謝されることなく、女々しい魂の持ち主となり、むっつりすけべ?、憐憫か、心配性、自分自身に万事を教育し、頭で極端な健気さと害を我慢する。徴を喉ないし眼ないし腕の上に有し、頭、こめかみ、眼、腹を患い、厄年を迎えるのは3歳、6歳、17歳、21歳、23歳、27歳、32歳、45歳、53歳、63歳。これらを過ぎると75年間存命するだろう。永遠に栄えるセレナイト、硫黄とアスファルトを携行せしめよ、病気に罹ったら、牡牛の角の削りくずと、額と尻尾の毛とを取れ、これらを焼いて、硫黄と乳香をシーダー油といっしょに混ぜて塗布せしめよ、そうすれば危険に陥ることはないであろう。 (177) 金牛宮の期間に生まれる女性は美しく、器量よしである。眼うるわしく、その身体を損ねる徴を持たないが、3ヶ月の間に厄をもつが、親族を苦しめ、1年と7ヵ月間病んで、横たわって叫ぶだろう、歯を輝く月によって害され、それゆえ永遠に盛りのセレナイト、ペウケダノン〔Dsc.III-92〕、芍薬〔Dsc.III-157〕、アモリア〔?〕、アポシストロン〔?〕を携行せしめよ、そうして何者をしても倒れさせしむるな。敬神的、両親にとって清純にして、その夫は彼女のおかげで幸運になり、結構な子どもらをもち、富裕になって美しい評判を耳にし、????。受乳以外に母親の母乳を摂らないのは、両親を害さないためである。自身を火と煮え湯から守らしめよ。眼うるわしく、親しみやすく、?お転婆で?、大胆、締まり屋、憐れみ深く、気前よく、厄年を迎えるのは5歳、7歳、18歳、25歳、38歳、45歳、55歳、これらの厄年を通過すれば、75年間存命するだろう。病んだ場合は、牡牛の角の削りくずと額と尻尾との毛とを取り、これらを焼いて、硫黄と乳香とをシーダー油と混ぜ、塗布せしめよ、そうすれば危険になることはないだろう。財産から落ちるが、もう一度立て直すだろう、自分の腹の発作?に起因する死で命終するだろう。 第3宮・双児宮生まれ双子宮の期間に生まれる者は9歳まで病気がちだろう。もし12歳を通過すれば、長生者であろう。また美しい男で、恰好よし、蜂蜜色をし、縮れ毛、縮れ頭髪、見目うつくしく、丸顔、背低く、眼小さく、優雅、万事にすぐれ、滑稽、多くの女たちから愛され、より悪い事の上にも善い事どもの美しい出会いをもつ。???道中に彼に出会う者は嬉しくなり、親族や友人たちを尊敬し、親の家を脱走するが、記録されざる人生をもつだろう。学問を愛し、大事を主宰し、王の中庭を逍遙し、充分な行事において信任される。また物乞いたちにとって苦労人で、自分の愛によって自分の敵たちを従わせるだろう。また鋭く、気概あり、また私的なはからいで振る舞い、固有の説得をなし、誰かに呼びかけられることは (178) 受け容れず、父祖伝来の家を相続せずに、懐から生を獲得し、蜂蜜色の女を愛し、別の黄色い女を娶り、これを埋葬し、他の女に耽り、子どもらのせいで磨り潰され、水に起因する恐怖を渡り、高みから落ち、四足動物たちや剣のせいで自分の脚を害され、腎臓を患い、寒さのせいで病気に罹り、頭と眼を患うだろう。これらを通過すると15年間存命し、固有の死で命終し、善き墓に与る。徴を顔と胸と自分の秘所と腹に持ち、病気に罹って脇腹の病因で命終するだろう。 双子宮の期間に生まれる男性は5歳まで病弱であろう。また年頃には上の空、(euj[podoV)、平べったい顔、女たちに愛され、若い頃虐待され、多くの土地を回り,弾劾されざる者として王の庭を逍遙し、他人の土地で命終し、金銭を貯めるがそのために破滅をこうむる。雄弁家で、気力充実し、怒りっぽく、和解しやすく、不運な者たちを哀れみ、家族達や愛友たちを尊敬するだろう。牛肉を食わせてはならない。善の愛求者で、宴卓の愛求者、父祖伝来のものらに恵まれ、成功者、金銭の喪失が彼に起こるだろう。腕白で、何者かを避ける者ではない。年頃に前進するかぎり、人生の景品を得るだろう。大酒飲みで、すけべで、何らかの敵から毒を盛られ、好意のゆえに相手に報復されるだろう。笑いを愛し、自分の両親から何も相続しないが、相続したとしても、他人の食い物を味わうだろう。みずからは家族から生を得るが、姦通の非難を耳にし、最初の女を泥に埋めるが、最初は親族たちに対して不安定となるだろう。誰かを信ずることを用心せしめよ。徴を肩甲骨ないし手の上に有し、厄年を迎えるのは3歳、5歳、7歳、11歳、21歳、35歳、45歳、55歳、65歳、これらの厄年を経過すると、67年間存命するだろう。病んだ場合は、野生の雄鶏の爪先と双子の乳、硫黄と乳香を取り、オリーブ油と混ぜ合わせて塗布せしめよ、そうすれば危険に陥ることはあるまい。また〔Dsc.キク科フジオバカマ属の植物Eupatorium cannabinum。IV-41〕をいつも携行せしめよ (179) 若い頃にたっぷり嵐に遭うだろうが、豊栄も多く、その人生を無くすこともなく、死を軽蔑するが、67歳にして剣が原因で命終するだろう。 双子宮の期間に生まれる女性は恰好よく、鷹の眼をし、美しい子を持ち、思慮深く、万事に物学びよく、学問を愛し、4歳になったとき病むだろう。もし7歳、12歳をすぎると、長生者となり、自分の人生をより善いものとし、自足し、不足することなく、有り余ることなく、紅く、都会風で、ひそかに恋情的で、抗弁家、夫を愛する女になるだろう。もし子どもをつくれば、たったひとりが彼女に残され、他人のものらを欲する女、薬を試み、親族や外国人や奴隷人足たちを取り仕切り、夫を埋葬し、他の男といっしょになり、これのけちさに苦しめられ、自分の生を喰い、後には主なる神に祈りを捧げるだろう。遅い盛期を先取りせしむるな、そうすれば、堅信に殺到されるであろう。怒りっぽく、誰かを追いやる女となってはならない。徴を頸ないし顎ないしその肩甲骨ないし脇腹、あるいは膝、ないし下腹に有し、厄年を迎えるのは3歳、5歳、9歳、17歳、27歳、33歳、35歳、54歳。これらの厄年を経過すると、82年間存命するだろう。???に観させるな、金曜日に働くなかれ、主日に巻き毛を解くなかれ、蟹と(mourzouvlh)〔魚の一種〕を食さしむるなかれ、山羊も、ウズラも〔食さしむる〕なかれ。また多くのことに苦しめられるだろうが、その後寡婦になることなく、乳房を恐ろしく患い、出産のとき危険に陥るだろう。教会でおしゃべりを慎ましめよ、外国の地に出かけ、父祖の家で命終することなく、82歳のときに自分の脇腹の死因で命終するだろう。 第4宮・巨蟹宮生まれ巨蟹宮の期間に生まれる男性は美しい日に生まれた、親族に愛され、豊栄、気高く、苦労人、格闘家、狩猟好き、変装者?、重い手?を持ち、あらゆる???に自分の人生を集中して???、犬に咬まれ、河で危険に陥るが、海で死を味わうことはなく、難船し (180) 喪失し苦悩させられ、自分の惨めな父親の一瞥に害されるだろう。だが、聖なる天使たちの名号のお守りを携行せしめよ、そうすれば悪が彼に君臨することはないだろう。端正な者となろう。彼を客遇に前進せしめよ、囚人として引き下がらせるな、自分の家で多くのことに辛労するだろうが、その両親は彼を愛し、兄弟たちは彼と親交し、後には彼より先に命終するだろう。出かけるときは、失敗することはなく、多くの金銭の主となるだろう。すぐに飽食し、万事に陽気、蛇に咬まれ、野獣にまといつかれるが、死を味わうことはなく、樹木から落ち、臍と膵臓を患い、剣の<せいで>蟹脚になる。臆病ではなく、冒険家、大胆不敵な者となろう。徴を持つのは肩甲骨ないし腕、ないし生殖器、あるいは胸の近く、そして厄年を迎えるのは2歳、5歳、7歳。もし17歳、24歳、27歳を過ぎれば、長生者となるが、もっと多くの厄年は32歳、40歳、44歳、52歳であろう。これらの厄年を通過すると85年間存命するだろう。病に罹った場合は、蟹の脚、野生の小麦、柘植〔Buxus sempervirens〕の削りくず、硫黄と乳香を取り、シーダー油と混ぜ合わせて塗布せしめよ、そうすれば危険に陥ることはないだろう、ビーバー油を燻せしめよ。かくして彼の脇腹が原因で85年間を以て命終するだろう。 巨蟹宮の期間に生まれる女性は恰好よく、薔薇の女、年頃は程々で、髪うるわしく、思慮深く、苦労人、万事に物学びよく、その人生は無尽蔵、(mikro;n ejpikivnhtoV)、食べることが好き、もし夫をとればこれに磨り減らされ、子はほとんど得られないであろう。客遇に心を傾注せしめよ、捕囚として出かけてはならない。誰かに命令されても受け容れず、固有の信念に従ってなし、妬みから自分の人生を喰らい、金銭を自分に獲得し、腕を述べさせるな。???声よく、思いやりあり、自分の夫に逆らい、婀娜っぽい者として数多くの害を自身に引き寄せると、自分の夫から他人に悪罵され、自分の夫に嫉妬され、多くの女の子を持ち、???。また神と聖なる天使たちの名号の護符を (181) 携行せしめよ、そうすればいかなる悪も彼女に適合することはあるまい。厄年を迎えるのは2歳、5歳、7歳、12歳、14歳、25歳、28歳、30歳、42歳、54歳。これらの厄年を通過すると、73年間存命するだろう。徴をもつのは肩甲骨ないし太腿、あるいは腕、あるいは胸。おそろしく患うのは胸。多くの点で誣告され、悪罵を掻き立てるだろう。病んだら、蟹の脚3本と野生の小麦、柘植の削りくずを取り、硫黄と乳香とをシーダー油と混ぜ合わせて塗布せしめよ、<そうすれば危険に陥ることはあるまい>、73の間に自分の脇腹の病因で命終するだろう。 第5宮・獅子宮生まれ獅子宮の期間に生まれる者は恰好よく、美しく、デコ禿げ、その頭に2羽の鷲〔の徴〕を持ち、生まれて18年間自分の両親を苦しめるだろう。また男性は何ものも追いやることなく、臆病でなく、固有の信念をもち、自分の両親によっても説得されることのない者であろう。また苦しみをもたらす者にして、(to; peripavthma blaberovn)、衣服に凝る者?。学問をも学べば、進歩し、王の中庭を逍遙し、最高位の高官の友となり、自分の兄弟たちによって磨り潰され、固有のものを与えて美しい物を受け取ることなく、両親によって磨り潰されて巫山戯ることにも笑うことにも成功しないだろう。また鋭くて激情的だが、すぐに和解し……支配者の気儘のせいで多くのことに磨り潰され、破壊や疫病のせいで病弱を渡り???、言葉なき動物や剣に害され、高みから落ち、腹の病気を患うだろう。また攻撃的、むっつり、言いたいこと言い、直言の信奉者、女を娶ってこれを埋葬し、第2の女のもとに赴いて、女とともに不安定となり、厄年を迎えるのは3歳、7歳と23歳。もしこれらを越えると、89年間存命するだろう。徴をもつのは、顔の上と秘所の上と胸の上、また脇腹の病因で命終するだろう。 獅子宮の期間に生まれる男性は3年間病弱であろう、(182) もし7歳ないし12歳を満たせば、長生者となるだろう。気高く、思慮深く、狩猟好き、表情は謹厳だが、考えはおとなしく、笑顔なく、自分の(peripavthma)は有害、足取りは大股、年頃に完全で、端正な人物である。王の中庭を逍遙し、多くの人々の知己、女を娶れば、これを失うか埋めるだろう、自分の内臓から子をもうけ、肝臓、腹と脚を患い、自分の友たちに真正、自分の保証のために損失を受け、自分の場所から引っ越ししようとするが、もう一度自身の固有の家に益されるだろう。女狂い、恋情家、移り気、友たちのために自分の頭を賭するが感謝されることなく、病知らずの運を有し、長官、不精者。樹木、狩猟、剣と喧嘩を用心せしめ、鹿肉を食さしむるな、厄年は3歳、5歳、7歳、9歳、17歳、27歳、33歳、45歳、55歳に迎える、これらの厄年を経過したら、79年間存命するだろう。徴を腰ないし手、あるいは眼、あるいは胸にもつ。病んだ場合は、獅子の爪先あるいは麦の酵母、硫黄と乳香を取り、オリーブ油と混ぜ合わせて塗布せしめよ、そうすれば危険に陥ることはあるまい。 獅子宮の期間に生まれる女性は自由で、髪うるわしく、苦労人、非常に危険、秩序ただしく、巫山戯ることもなく、心から笑うこともなく、すぐに悪罵され、男に苦しめられ、自分の違法行為のせいで弾劾され、自分の子どもらをたったひとりの男から得ることはない。そこで神の名号をもった護符を携行せしめよ、そうすれば何の悪いことも彼女に起こらず、自分の男にも起こらず、もし40歳になれば、ますます善くなるだろう。従順で、固有の労苦から生を獲得するが、年頃に出しゃばると苦しむだろう。厄年を迎えるのは2歳、5歳、7歳、9歳、17歳、27歳、35歳、45歳、53歳、66歳。これらの厄年を通過すると84年間存命するだろう。徴を脇腹ないし腰ないし眼ないし腋ないし手に持つ。病んだ場合は、獅子の爪先と小麦の粉、硫黄と乳香を取り、オリーブ油と〔混ぜ合わせて〕塗布せしめよ、そうすれば危険に陥ることはあるまい。 第6宮・処女宮生まれ処女宮の期間に生まれる男性は3年間病むだろうが、病弱で、不遇な女たちを憐れむだろうが、自身は誰によって憐れまれる (183) ことなく、気前がよく、清らかである。海棲の蟹を食さしむるなかれ、夢を見ているとき、誰にも目覚めさせしむるなかれ。年頃に美しく、固有の死によって命終するだろう、これが根本で???、他の者たちにとっての弁護人、善を愛し、謀反人、抗弁者、熱心すぎる奴として自分をうるさがらせ、関節、いやむしろ腰、股関節、大腿を患うだろう。髪うるわしく、知慮深く、年頃に前進し、裕福?で彼に何もなく、他人の土地に出かけて時々彷徨うだろう。人々の軛のもとにあって、たっぷりの行事を信じ、友を愛し、激しやすいが、若い頃には無為で、四足動物や火や鉄に起因する不具を得、処女の女と同棲し、幼児たちに歓喜しまた逆に苦しみ、年頃に前進すると、人生のおまけを得、厄年を迎えるのは3歳、5歳、7歳、17歳、20歳、28歳、35歳、45歳。これらの厄年を経過すると、87年間存命するだろう。徴を肩甲骨に有す。病んだ場合は、野生小麦の核と月桂樹の核と処女草〔キク科の植物(Pyrethrum parthenium)Dsc.III-155〕の液汁、硫黄と乳香を取り、シーダー油と混ぜ合わせて塗布せしめよ、そうすれば危険に陥ることはあるまい。身体の護符として天使たちの名号、セレナイト〔Dsc.V-159〕、ペウケダノン〔セリ科カワラボウフウ属の植物(Peucedanum officinale)Dsc.III-92〕、芍薬を携行せしめ、怯えさせてはならない。 処女宮の期間に生まれる女性は美しさは薔薇、髪は品良く、脛うつくしい女である。もし3歳を過ぎ、7歳を満たせば、長生者となるだろう、お転婆、供給者?、気前よく、清らか、ひとが彼女を目にすると、彼女を愛するだろう。他人に親愛だが、親族には厳しく、声を合わせやすく、取り引きしやすく、反抗的、激しやすい。婦人病に罹り、出産時に危険に陥り、呼吸が彼女を苦しめ、子宮のせいで多くの嵐に遭い、27年間的外れ?、32年間病弱で、他の地方に出かけ、彷徨って、固有の〔地〕に帰り、その若い頃悩み、その人生が終わることはけっしてなく、12歳前に夫といっしょになるがこれを棄てるだろう。だがもし……男児と女児12人の子を持ち、これに苦しめられるだろう。心配性、夫を愛し、愛思者、義しく、家政家、(ajndroyektria)。23歳まで薄い人生を持ち、その後神によって託宣されて運に恵まれるが、身体の隠れた部位に病と隠れた患いをもち、厄年を迎えるのは、 (184) 3歳、5歳、9歳、17歳、34歳、42歳。これらの厄年を通過すると、87年間存命するだろう。徴を顔ないし腹の上に有す。患ったら、月桂樹の樹皮、硫黄と乳香を取れ、シーダー油と混ぜて塗布し、身体の護符として神の名号を携行せしめ、何ものにも怯えせしむるな。 第7宮・天秤宮生まれ天秤宮の期間に生まれる者は善き日に生まれた、眼うるわしく、デコ禿げ、額広く、色白、緑色をおび、血走った眼をもち、器量よし、金髪、頭頂黒く、毛深く、年頃は中くらい?、女狂い、情愛深く、女たちに愛され、8年間病弱で、20歳で、30歳まで危険に陥る。彼の若い頃は苦労人で、その人生が終わることなく、母親の祈りを相続し、多くの者たちの知己となり、友たちや親族のために命をかけるが、感謝されることはないだろう。保証人になれば損をしよう。憐れみ深く、敬虔で人を愛し、多知にして多才、多衆は彼を妬むだろうけれど、彼らを従わせ、愛することのできる女は娶ることなく、他の女といっしょになってこれを埋葬し、子どもに苦しめられるだろう。酒を愛し、浪費家、度外れに散財し、修道院から文句を聞く?、亭主のいる女から愛され、病弱だが、危険に陥ることはないが、疫病や???のせいで罹患し、脚や腎臓を患い、水のせいで恐怖に見舞われ、高みから落ち、隠れた労苦を渡るだろう。厄年を迎えるのは3歳と13歳と19歳と22歳。徴を肩の上と胸の上と秘所の上にもち、73年間存命するだろうが、腹の病因で命終するだろう。 天秤宮の期間に生まれる男性は1年と6ヵ月間病弱になるが、もしこの厄をやり過ごすと、長命者となり、自分の家を益し、知慮深く、裕福、達成者、金銭が彼のものになり、義しい者たちから女を娶り、最初の女を棄て、多くの地方を巡り、次いでひとつの場所に定住して、その場所で大きな必然に陥るが、不正なことは何ひとつ彼に和合せず、外国に資産を持ち、恰好よく、(185) 平べったい顔、その髪は赤みがかり、年頃は美しく、良稟、勤勉、友たちに気前よく、家政家、自分の友たちに対して真実、愛想良しである。神に祈るときは、饒舌ならしむるな、神の秘儀、あるいは場所、あるいは都市、あるいは教会に参加し、恣意を以てより大いなる人を嚮導するだろうが、不等な運を〔もつ〕??。というのも、次のような軛を有し、高みから落ち、病を得、脚や内臓を患い、若い頃は眼や腋や肩が痛み、友のために自分の頭を賭けるが感謝されることはないだろう。小心、女のもとで文句を聞き、火や煮え湯が彼を苦しめ、犬や四足動物に咬まれ、剣が原因で不具になるが、短期間の死に見舞われるだろう。徴を腰あるいは恥部、胃、あるいは眼の上に持つ。厄年を迎えるのは3歳、5歳、7歳、17歳、21歳、35歳、42歳、63歳。これらの厄年を通過すると、……年間存命するだろう。病気に罹ったら、天秤や横木の削りくずと、雄のリバノン〔リバノティスのことか? これには実をつけるものとつけないものとがあるという〕を、芍薬<と>硫黄を取り、オリーブ油と混ぜ合わせて塗布せしめよ、そうすれば危険に陥ることはあるまい。 天秤宮の期間に生まれる女性は美しく、際立ち、気軽、3歳前は病弱、見目よく、薔薇色、眼うるわしく、眉毛つながり、6年間危険を持つだろう。諸々の企み、混乱、火と煮え湯、そして四足動物どもの突進に用心せしめよ。犬に咬まれ、出産時に危険に陥り、呼吸が彼女を苦しめ、3年間病弱だが、彼女の病弱は止むが、固有の働きのおかげで幸運になり、大いなる顔役たちのもとで知己を得、人間たちと神に喜びを報い、夫に苦しめられるだろう。敬虔で、不等の人生と不等の軛をもつが、子沢山であり、大きな栄光のうちに褒賞へ?、家政的で、悪罵を聞くが、厳かな死によって命終し、厄年を迎えるのは2歳、5歳、7歳、9歳、17歳、35歳、45歳、53歳。これらの厄年を通過すると、72年間存命するだろう。病気に罹ったら、天秤と横木の削りくず、芍薬、硫黄、乳香を雄のリバノンといっしょに取り、シーダー油と混ぜ合わせて塗布せしめよ。そうすれば危険に陥ることはあるまい。徴を顔の中ないし、身体の不明の場所<の上に>有するだろう。 (186)第8宮・天蝎宮生まれ天蝎宮の期間に生まれる男性は3年間病弱だろうが、18歳で、主人の支配のせいであれ病弱のせいであれ、意向によってか財産によってか、あるいは何らかの必然によって、父祖伝来の財産を乱すだろう。しかし誰にも憚ることなく、慎重な人物であろう。23歳のときに心底危険に陥り、美しく語るが、もし25歳になるまでに大きな行事に精通すれば、自分の敵たちに報復し、訴訟相手に勝利し、大いなる人々に尊敬されるだろう。激しやすく、子沢山、固有の死で命終するだろう。アカボラ〔ヒメジ科の魚(Mullus barbatus)Dsc.II-24〕とニラネギ〔Allium Porrum, Dsc.II-179〕を食さしむるなかれ、彼を磨り潰すのは火と煮え湯、より善い人間からは呼ばれるだろう。鋭く、自由人で、多くの人たちと集まるが、交わりはしない。サソリに咬まれないよう用心せしめよ、だがもし咬まれても、サソリを焼いて傷〔口〕に当てよ、そうすれば害されることはないだろう、とくに若い世代の者たちには。18年間は不運で、じぶんの幼児等に苦しめられ、厄年を迎えるのは3歳、5歳、7歳、17歳、21歳、35歳、53歳、66歳。これらの厄年を通過すると、79年間存命するだろう。徴を両肩ないし喉ないし腹の上にもつ。病んだ場合は、サソリ、オリーブの実や月桂樹の葉、硫黄と乳香を取り、混合して塗布せよ。王の庭を歩き、多くの者たちの知己となり、腹と肩を患うだろう。 天蝎宮の期間に生まれる女性は眼うるわしく、お転婆、1年と6ヶ月病弱で、大胆、家政家、喋り方が美しく、(ijdiovpistoV)、生まれの善い男といっしょになり、男児・女児の子をもうけ、27歳にになって婦人病に罹り、護符を得れば、健康になり、火と煮え湯が彼女を磨り潰し、汗と労苦をもった人生を持つが、廉恥の女として過ごし、??若い頃に人生の拡張をもつだろう。また気前よく、家政を思いのまま取り仕切り、父祖伝来の〔資産〕を喜び、後に、自分の年下の兄弟姉妹より先に命終するだろう、厄年を迎えるのが3歳、6歳、7歳、9歳、17歳、21歳、25歳、35歳、55歳、67歳。これらの厄年を通過すると、79年間存命するだろう。苦労人であり、患うのは (187) 両肩、両腕、両膝。病んだら、男性の場合にも上述したようにサソリとオリーブの<核を>取り、混合して塗布せしめよ。 第9宮・人馬宮生まれ(187)人馬宮の期間に生まれる男性は恰好良く、眼うるわしい者である。この者は、何か必須の行事が原因であれ病弱さが原因であれ、身内の者たちにその所有物において、あるいは主人に、あるいは女、とりわけ母親に損害を与え、多くのことで苦しめ、不正するであろう。なぜなら、彼は48日間他所で育て、母乳に接することなく、彼女〔母親〕を苦しめないようにしなければならないからである。しかしその後は両親と身内の者たちを益するであろう。鋭く、激情的で、回心させやすく、思慮深く、酒好き、誰かに恥じることなく、物学びよく、万事に厳しく、弁解しやすく、亭主持ちの女たちのもとで文句を聞き、毒薬の呪文が彼に触れることなく、たっぷりの金銭の主人となって、多くの損をするであろう。喧嘩と反論に用心せしめよ、大いなる人によって危険に陥らないためである、敵どもを報復し、訴訟相手に勝利し、大いなる顔役たちに尊敬されるであろう。人馬宮〔生まれの〕多くの者たちは横死に陥るだろう。また高みから落ち、腹と (ejkmetavblhton)脚を患い、女に苦しめられるだろう。知者で、観想する人々に愛され、不等な術知をもち、固有の先見から人生を獲得し、兄弟たちを恣にして過ごし、自身は善き術知をもち、多くの地方を巡り、厄年は3歳、6歳、9歳、17歳、27歳、35歳、40歳、53歳にもつ。これらの厄年を通過すると、82年間存命するだろうが、太腿と脚を患うだろう。徴を両肩ないし太腿の上に有す。病気に罹ったら、シーダー油とともに小弓の削りくず、硫黄と乳香を取り、塗布せよ、そうすれば危険に陥ることはあるまい。 人馬宮の期間に生まれる女性は鉤鼻、その逝去?は……、1年と7ヶ月の間病弱で、彼女の両親を、とりわけ母親をしばらく苦しめるだろう。というのは、母乳を得られず、母親を苦しめないために、彼女を他所で (188) 育てなければならなかったからである。後から生まれる兄弟たちがその後育つことはないだろう。身体の???、年頃に進むと、めまいをもつだろう。しかし家政的で、祖国を愛し、激情的で、反論家、道理に適い、夫を愛する女である。だがもし12歳前に夫を得ると、身体にとって有益となり、多くの子どもらに助けられるだろうが、後には人々の文句や悪罵を聞くことになり、苦しめられ、他者の調停者であり、他者の女となり?、自分の夫に苦しめられ、膝や脚を患い、厄年を迎えるのが3歳、6歳、7歳、9歳、17歳、27歳、35歳、45歳。これらの厄年を通過すると、82年間存命するだろう。病んだ場合は、小弓の削りくずとユリ〔マドンナ・リリー Lilium candidum, Dsc.III-116〕と硫黄と乳香を取り、シーダー油と混合して塗布せしめよ、そうすれば危険に陥ることはあるまい。徴は両肩ないし太腿の上に有する。 第10宮・磨羯宮生まれ磨羯宮の期間に生まれる男性は3年間病弱、父祖伝来の家を乱すだろう。神的な人々の軛の下にあり、かなりの期間を過ごし、????に置き去りにされるだろう。最初の女と和合するだろうが、これを娶ることは決してなく、他の女といっしょになるだろう。しかし磨羯宮〔生まれの〕たいていの者たちは、病と激しいきつい病弱に陥った者たちといっしょになり、1年と数ヵ月間患い、?????。彼にはめまいと両手の痺れが起こるが、護符として神の名号、これとともに永遠に豊栄なセレノン,ペウケダノン、芍薬、アモリア〔?〕、アポシストロン〔?〕を携行せしめ、何ものにも怯えさせるな。走ること、古びさせること?、高みにとどまることを用心せしめ、川や水に無頓着であってはならない。知慮深く、裕福、饒舌家であろう。持っていない場合は、見つけるだろうが、持っている場合は、失うだろう、近づけせしむるな、だがもし罰を汲まないなら、激情的、(ijdiovpistoV)、心変わりしやすく、(tropikovV)、小心、ムゥサの友、自分自身に万事を教え、客遇し且つ危険を冒し、病と隠れた労苦をもつだろう。人間を愛し、妻を愛し、45歳まで神聖な秘儀に参加するだろう、厄年を迎えるのは3歳、7歳、11歳、19歳、21歳、27歳 (189) 37歳、45歳、53歳、66歳。これらの厄年を通過すると、79年間存命するだろう。徴を膝ないし恥部の上に持つ。雷鳴や稲妻を見せしめよ、避難は樹木にではなく、家にせしめよ。病気に罹ったら、山羊の角の削りくずと、額と尻尾の毛を取れ、焼いて、硫黄と乳香と混ぜ合わせて塗布せしめよ。 磨羯宮の期間に生まれる女性は器量よく、勇敢、(ajndroyevktria)、固有の、ないし他人の秘儀の守り手、宮がそういうものであるゆえに、神事に参加し、結婚を愛し、何人かの者たちから感謝されることなきことばを聞き、家政家、友を愛し、音楽を愛し、ムゥサの友、良稟、裕福、情愛深い。膝、脚と手を患い、頭のふらつきと両手の麻痺をもつだろう。護符として神の名号、永久に豊栄なセレナイト、ペウケダノン〔Dsc.III-92〕、(ajmoliva)と(ajposivstron)を携行せしめ、何ものをも怯えせしめるな。小心、人間を愛し神に報い?、窒息のせいで危険に陥り、固有の夫に苦しめられ、厄年を迎えるのが5歳、7歳、11歳、19歳、35歳、45歳、53歳、67歳。これらの厄年を通過すると、79年間存命するだろう。病気に罹ったら、男性の場合に書いたように牡山羊から取れ。 第11宮・宝瓶宮生まれ宝瓶宮の期間に生まれる男性は、最初の1年間をもしやりすごし、さらに5年間を満たせば、長い期間存命するだろう。分析的?で、女に交じって情緒不安定であり、幼児のことで悩み、仕事場から金銭を稼ぎ、預かり物を受け取っても返さず、見た目に美しく、縮れ毛、美を愛し、自分の家を益し、自分を信じ?、謹厳、愛勝的で、弁解しやすく、鷹揚、怒りを掻き立てる者?。干し無花果をして食さしむるなかれ、また多量の牛肉をも。だがもし病気になって、しかも食べたら、二重に患い、肝臓と腹、脚、大腿と腰を患い、原因を笑って?悩み、厄を5歳と9歳に持ち、大きな怒りをもち、その結果、死が彼に近づき、彼を観る者たちの何人かは、彼を諦めるだろう。美しく、陽気で、道徳的な目的をもち、獲得と喪失をもち、不等な運をももつが、さらに何らかのものを相続し、また嫉妬され、厄年を迎えるのが (190) 3歳と5歳、7歳、9歳、11歳、16歳、25歳、28歳、30歳、35歳、43歳。これらの厄年を通過すると82年間存命するだろう。病んだら、月桂樹、野生の小麦、ユダヤの瀝青〔Dsc.I-99〕の粒、硫黄と乳香を取れ、シーダー油と混合して塗布せしめよ。 宝瓶宮の期間に生まれる女性はお転婆、饒舌、弁解しやすく、他の者たちを養うのをやめなくても感謝されることがないだろう。知的な女性で、たいそうな土地持ちの人生を有し、子どもらや夫のおかげで上機嫌となり、善き墓に与り、夢想家、巫山戯て笑い、気前よく、鋭く、激情的、病弱。彼女の患いは頭や腹や体内のものらに起因し、患うのが肝臓、脚と手である所以は、誕生宮が水性だからである、乾燥無花果はもちろん、多量の牛肉をして食さしむるな。優しく愛し、憐れみ深い女で、知慮深く、不等な運を持つが、或る者たちからは無礼さを聞くだろう。厄年を迎えるのは3歳と5歳、7歳、9歳、11歳、17歳、25歳、28歳、30歳、35歳、42歳。これらの厄年を通過すると、82年間存命するであろう。病気に罹ったら、上に書いたように穀粒を摂らせよ。 第12宮・双魚宮生まれ双魚宮の期間に生まれる男性は3年間病むだろうが、彼が19歳になるまでに父祖伝来の家を乱し、両親を害し、身体的あるいは金銭的、あるいは何らかの必然によって身内の者らを苦しめるであろう。謀反人、抗弁者であり、男女の子どもらを有するが、最初は苦しめられるだろうが、その生が終わることはないだろう。讒言者、活発、恋情的、頭の丸い、赤みがかった、歩みの鈍い、思慮深く、酒飲み、人々に愛され、多くの財産に支配されるだろう。〔つまり〕持てるときは、破滅し、持たざるときは、見つけ出し、有名な者たちのもとでは強くなり、真っ先に女たちを泥に埋め〔徹底的に破滅させ?〕、情念を内臓の中に持ち、多年の間生きながらえるだろう。アカボラ〔HA543a〕と〔ニラネギAllium Porrum, Dsc.II-179〕を食さしむるなかれ。外国住まいし、(taxiavrhV)、老人くさく、雄弁家。扁桃腺、腸、脚を患うだろう。剣と高みを守らしめよ、友たちのためにおのれの頭を賭けるが、感謝されることなく、別の女に文句を聞くだろう。厄年を迎えるのは3歳、5歳、7歳、11歳、14歳、25歳、28歳、30歳、35歳、45歳。これらの (191) 厄年を通過すると82年間存命し、王の庭を踏みにじり、多数の友たちと知己となり、反対派に勝利し、敵に報復する。徴を脛あるいは脚あるいは頭に有する。罹病したら、魚の鰓、乳香、硫黄を取って、シーダー油と混ぜて塗布せしめよ。 双魚宮の期間に生まれる女性は美しい、恰好よく、眼うるわしく、その家と親たちを害するだろう。婀娜っぽく、これに出会う男は幸せになり、毒薬に害され、子をもうけて危険に陥り、霊が彼女に苦しみ、子宮のせいで暴風雨にさらされ、顔、頭、手、腹と脚を患い、他の女を失った生まれの良い或る男と同棲するだろう。だがもし別の仕方で同棲すれば、寡婦になることもなく同族になることもなく、けっして彼のもとにとどまることなく、彼女に男児・女児の幼児ができ、最初の〔子どもら〕に苦しめられるだろう。大浪うねる時節外れの季節に用心せしめ、???仲間の者たちの間で文句を聞き、固有のものに苦しめられるだろう。???彼女の人生はけっして終わることなく、厄年を迎えるのは3歳と5歳、7歳、11歳、14歳、25歳、28歳、35歳、42歳。これらの厄年を通過すると、82年間存命するだろう。徴を顔ないし腋ないし脚の上に有す。病んだ場合は、雄の場合に上にも書いたとおり、魚の鰓と硫黄と乳香を取れ。 <太陽について/12宮はいつこれを迎え入れるか>マルティオス月〔3月〕第21日に太陽を迎え入れるのは白羊宮。アプリリオス月〔4月〕第20日に太陽を迎え入れるのが金牛宮。マイオス月〔5月〕 * 太陽を迎え入れるのが双子宮。イウゥニオス月〔6月〕第24日に太陽を迎え入れるのが巨蟹宮。イウゥリオス月〔7月〕第24日に太陽を迎え入れるのが獅子宮。アウグゥストス月〔8月〕第23日に太陽を迎え入れるのが処女宮。セプテムブリオス月〔9月〕第22日に太陽を迎え入れるのが天秤宮。オクトーブリオス月〔10月〕第22日に太陽を迎え入れるのが天蝎宮。ノエムブリオス月〔11月〕第21日に太陽を迎え入れるのが人馬宮。デケムブリオス月〔12月〕第21日に太陽を迎え入れるのが磨羯宮。イアヌゥアリオス月〔1月〕第20日に太陽を迎え入れるのが宝瓶宮。ペブルゥアリオス月〔2月〕第19日に太陽を迎え入れるのが双魚宮である。 2019.04.14. 訳了 [年頃] |