星学上の51の刻限
ギリシア占星術文書目録4350_043
刻限の仕組みと観測、われわれはいかに振る舞うべきか
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[底本]
TLG 4350 043
KataskeuvasiV kai; parathvrhsiV tw:n wJrw:n, pw:V dei hJma;V ajnastre;fesqai (e cod. Matrit. Bibl. Nat. 4616, fol. 78)
Astrol.
Date of manuscript = A.D. 15
K.O. Zuretti, Codices Hispanienses [Catalogus Codicum Astrologorum Graecorum 11.2. Brussels: Lamertin, 1934]: 131.
11,2.
(131)
刻限の仕組みと観測、われわれはいかに振る舞うべきか。
太陽の刻限が、成就されるあらゆる行事において観測をもたない所以は、万事が美しいからである。だが、航行中や道中には観測はなく、この〔刻限?〕には安息を有する。
金星の刻限はあらゆる行事において美しく且つ喜ばしく、美しい情態であり、この〔刻限〕にもやはり安息を有し、何らかの愛に従事することに美しい。
月の刻限はあらゆる行事において美しく且つ真実で、この〔刻限〕に起こるあらゆることは停滞し且つ持続する。
水星の刻限。陽気で、数において美しいが、他の行事においては鈍重である。
土星の刻限。あらゆる行事において悪しく且つ有害であり、この〔刻限〕に生じることは停滞する。
木星の刻限はあらゆる行事において美しく、喜ばしく、???と数においても、口実と安息を拝借することができる。またこの〔刻限〕に起こることはすべて停滞する。
火星の刻限は、この〔刻限〕に成就することは何ら歓びをもたない。そして騒動と不都合に満ち、いかなる観点からも不都合である。
2019.01.05. 訳了
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