7惑星の薫き物について
ギリシア占星術文書目録4350_074
月暦断片:時間の経過について
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[底本]
TLG 4350 073
Lunarii fragmentum de itinerum temporibus (e cod. Ath. Bibl. Publ. 1265, fol. 13v)
Astrol.
Date of manuscript = A.D. 16
Vernacular
A. Delatte, Codices Athenienses [Catalogus Codicum Astrologorum Graecorum 10. Brussels: Lamertin, 1924]: 96-97.
10.
(96) 獣帯を公転する月についても、いかなる場合に美しく、いかなる場合に悪いか。その所以は、獣帯は部分的に自然本性的に悪く、部分的に自然本性的に美しく、部分的に中間であるからである。
月と白羊宮。月が白羊宮にあるときに出兵せよ、包囲は短期間であろうから。あの者たちの重要な好機は、いつ包囲するかである。???
月と金牛宮。月が金牛宮にあるとき、汝の好むときに????
(97) 月と双児宮。月が双児宮にあるとき、異邦で過ごす者たちは怠惰である。[親らの土地にいる場合には、]力尽くで包囲する。しかし外地に[出兵している]場合には、当てずっぽうに包囲する。
月と巨蟹宮。月が[巨蟹宮に]あるとき、出兵するのは美しい。しかし誰かの恩恵は得にならない。第3日からは、美しくなる。 ???
月と獅子宮。月が獅子宮にあるとき、第1日目に大勢を打倒したからと長く出兵してはならない。しかし第2日は????が、第[3日から出郷するなら]、美しいものは何ひとつ見つけられまい。
月と処女宮。[月が処女宮に]あるとき、……〔欠損〕
2018.08.25. 訳了
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