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back.gif天と地の7つの要素、それぞれにいつ君臨するか

ギリシア占星術文書目録4350_083

Menologia aegrotantium





[底本]
TLG 4350 083
Menologia aegrotantium (e cod. Ath. Bibl. Publ. 1275, fol. 44v)
Astrol., Med.

Date of manuscript = A.D. 19
Vernacular
A. Delatte, Codices Athenienses [Catalogus Codicum Astrologorum Graecorum 10. Brussels: Lamertin, 1924]: 136-139.
Breakdown



10.
(136)

病と健康について

 暦月の第1日にもし人が発病するなら、3日まで (137) 死の恐怖を有し、3日から嘔吐すると、13日間病むが、死ぬことはない。
 第2日に〔発病すると〕、第8日まで死の恐怖を有し、第8日から嘔吐すると、重篤に病むが、死ぬことはない。
 第3日に〔発病すると〕、軽く病んで健康になる。
 第4日に〔発病すると〕、21日まで恐怖を有するが、21日間嘔吐すると、健康になる。
 第5日に〔発病すると〕、死ぬほど病むが、どうにかこうにか死ぬことはない。
 第6日に〔発病して〕、15日まで離床しなければ、死ぬ。
 第7日に〔発病すると〕、死ぬほど病むが、どうにかこうにか死ぬことはない。
 第8日に〔発病すると〕、15日まで病んで、死ぬ。
 第9日に〔発病すると〕、死ぬほど病むが、死ぬことはない。
 第10日に〔発病すると〕、しかし死ぬ。— 第11日に〔発病すると〕、軽く健康になる。— 第12日に〔発病すると〕、病むが死ぬことはない。— 第13日に〔発病すると〕、やはり、死ぬことはない。— 第14日に〔発病すると〕、死ぬことはない。— 第15日に〔発病すると〕、死ぬことはない。— 第16日に〔発病すると〕、死ぬことはない。— 第17日に〔発病すると〕、19日まで恐怖を有し、離床することがなければ死ぬ。— 第18日に〔発病すると〕、病むが死ぬことはない。— 第19日に〔発病すると〕、病むが死ぬことはない。— 第20日に〔発病すると〕、病むが死ぬことはない。— 第21日に〔発病すると〕、死ぬ。— 第22日に〔発病すると〕、病むが死ぬことはない。— 第23日に〔発病すると〕、重態になるが死ぬことはない。— 第24日に〔発病すると〕、21日まで病むが死ぬことはない。— 第25日に〔発病すると〕、死ぬ。— 第26日に〔発病すると〕、病むが死ぬことはない。—第27日に〔発病すると〕、同じ。— 第28日に〔発病すると〕、死の恐怖が彼を包む。— 第29日に〔発病すると〕、死ぬ。— 第30日に〔発病すると〕、死ぬ。

12ヶ月の日々の観察

 第1日に〔発病すると〕、10日間恐怖を有するが、もし違いがなければ、30日間病むが、死ぬことはない。— 第2日に〔発病すると〕、恐怖を有さない。— 第3日に〔発病すると〕、死ぬ。— 第4日に〔発病すると〕、死ぬことはない。— 第5日に〔発病すると〕、15日まで離床することがなければ、死ぬ。— 第6日に〔発病すると〕、7日まで死ぬことがなければ、10日に恐怖を有することはない。— 第7日に〔発病すると〕、恐怖を有することはない。— 第8日に〔発病すると〕、22日間病んで、死ぬ。— 第9日に〔発病すると〕、恐怖を有することはない。— 第10日に〔発病すると〕、多くの日数病むことになるが、死ぬことはない。— 第11日に〔発病すると〕、3日間で離床するだろう。— 第12日に〔発病すると〕、死ぬほど病むが離床しよう。— 第13日に〔発病すると〕、28日間恐怖を持つことはない。— 第14日に〔発病すると〕、しばし病んで離床する。— 第15日に〔発病すると〕、死の恐怖をもつことはない。— 第16日に〔発病すると〕、健康になる。— 第17日に〔発病すると〕、同様。— 第18日に〔発病すると〕、同様。— 第19日に〔発病すると〕、同様。— 第20日に〔発病すると〕、死ぬ。— (138) 第21日に〔発病すると〕、同様。 (148) 第22日に〔発病すると〕、???。— 第23日に〔発病すると〕、同様。— 第24日に〔発病すると〕、死の恐怖を有す。— 第25日に〔発病すると〕、死ぬ。— 第26日に〔発病すると〕、死ぬことはない。— 第27日に〔発病すると〕、死の恐怖をもたない。— 第28日に〔発病すると〕、死ぬことはない。— 第29日に〔発病すると〕、同様。— 第30日に〔発病すると〕、死の恐怖をもたない。

初め。諸々の病による暦月の説明

 月の第1日に〔発病すると〕、3日まで死の恐怖をもたない。— 第2日に〔発病すると〕、病人は8日間恐怖を有するが、その日々、嘔吐すれば???健康になる。— 第3日に〔発病すると〕、病むが、健康になる。— 第4日に〔発病すると〕、4日間病むが、その日々、嘔吐すれば、命終することはない。— 第5日に〔発病すると〕、15日間死ぬほど病むが、その日々を経過すると、死ぬことはない。— 第6日に〔発病すると〕、5日までに健康にならなければ、????健康になる。— 第7日に〔発病すると〕、倒れた者は13日まで恐怖をもつ。しかし経過すれば、健康になる。— 第8日に〔発病すると〕、倒れた者は15日まで恐怖をもつ。だがその日を経過すると、健康になる。— 第9日に〔発病すると〕、各人各様に重態となって死ぬ。— 第10日に〔発病すると〕、激痛に陥り、病臥の後に命終する。— 第11日に〔発病すると〕、18日まで死の恐怖を有する。しかしその日々を経過すると、健康になる。— 第12日に〔発病すると〕、たおれた者は多日を過ぎて健康になる。— 第13日に〔発病すると〕、肋膜炎や水腫のせいで命終する。— 第14日に〔発病すると〕、死の恐怖と死の黒い???を有す。— 第15日に〔発病すると〕、8日間病んで、健康になる。— 第16日に〔発病すると〕、死の恐怖を有す。他日を経るが、健康になる。— 第17日に〔発病すると〕、18日間病むが健康になる。— 第18日に〔発病すると〕、喉に倒れた者は危篤になるが健康になる。— 第19日に〔発病すると〕、40日間病んで死ぬ。— 第20日に〔発病すると〕、軽く病んで健康になる。— 第21日に〔発病すると〕、重態となる。頭部の病を有する。他日を経て健康になる。— 第22日に〔発病すると〕、14日間病んで健康になる。— 第23日に〔発病すると〕、身体の病と黒い胆汁のせいで軽く病む。— (139) 第24日に〔発病すると〕、病の27日間を経て死ぬ。— 第25日にいかなる病に罹ろうと、12日まで治らなければ、死ぬ。???。— 第26日に〔発病すると〕、倒れた者は???治って、死ぬことはない。— 第28日に〔発病すると〕、死ぬ。— 第29日に〔発病すると〕、死ぬ。— 第30日に〔発病すると〕、死ぬ。
 目下の白道の終わり。

(139)

???。人間の病について。人間が健康になるのはいつか、死ぬのはいつになるかを知ることによって。

 もし、人間が月の第1日に病に罹ると、3日間死の恐怖をもち、13日間<病むが>健康になる。— 第2日に〔病に罹ると〕、8日まで過ごせば、これに危険はない。— 第3日に〔病に罹ると〕、死の恐怖をもつことはない。— 第4日に〔罹る〕場合も同様である。— 第5日に〔罹ると〕、重態となるが、再び健康になる。— 第6日に〔罹ると〕、重態となって命終する。— 第7日に病に罹ると、すぐに健康になる。— 第8日に〔罹ると〕、15日まで嘔吐すれば、命終する。— 第9日に病に罹れば、健康になる。— 第10日病に罹れば、10日後に今度は命終する。— 第11日に〔罹れば〕、健康になる。この病人は憂慮すべきである。— 第12日に〔罹ると〕、もし15日まで病むなら、健康になる。— 第13日に〔罹ると〕、もし18日まで病めば、健康になる。— 第14日にもし病めば、命終する。— 第15日に〔罹ると〕、危篤となり命終する。— 第16日に〔罹ると〕、もし12日間病めば、健康になる。— 第17日にもし病めば、5日後に健康になる。— 第18日にもし病めば、10日後に健康になる。— 第19日にもし病めば、20日後に健康になる。— 第20日に病めば、6日後に健康になる。— 第21日に〔罹れば〕、6日間<病む>。もしそれ以上になると、命終する。— 第22日にもし病めば、10日後に健康になる。— 第23日に〔罹れば〕、重態となるが健康になる。— 第24日にもし病めば、20日後に健康になる。— 第25日にもし病めば、20日後に健康になる。— 25日に病みはじめれば、健康になる。— 第26日にもし病みはじめれば、健康になる。— 第27日にもし病みはじめれば、18日後に健康になる。— 第28日に〔発病すれば〕、20日後にもし治ることがなければ、命終する。— 第29日にもし病みはじめれば、やつれはてて命終する。— 第30日に〔発病すると〕、長い間病んで命終する。— 第31日に〔発病すると〕、7日間病んで健康になる。
 現行暦月の終わり。

2018.12.14. 訳了

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