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back.gif月の28宿について

ギリシア占星術文書目録4350_134

諸々の報せについて





[底本]
TLG 4350 134
Peri; ajggeliw:n (e cod. Paris. gr. 2506, fol. 257)
Astrol.

Date of manuscript = A.D. 14
F. Cumont, Codices Parisini [Catalogus Codicum Astrologorum Graecorum 8.1. Brussels: Lamertin, 1929]: 257.



8.
(257)

第344。諸々の報せについて別法

 快い諸々の文字と諸々の報せが報いられるのは、月が水星とともに予告的諸〔宮〕にあって、それと吉星の右に臨まれるときである。なぜなら、凶星が星位をとることは、認識に入る<事柄は>不穏であろうから。さらに水星が上述の諸宮の中で美しい証拠のもとに昇る時も、同じ事を明らかにするであろう。ところで、予告的〔宮〕とは、その中に光をもたらす2つの星をともない、吉星のいずれかが光を放つか、悪しき証拠から離れて単独で立っているか(この星相こそアイギュプトス人たちが(skhptrismovn)と呼ぶものである)するものである。また吉星とは、光をもたらすものたちに接近し、それらよりも基本方位によりいか、それらと矩ないし衝で、清浄で自由な水星が凶星の証言の共同証人になるとき、美しい事柄を報せ、善き客遇の原因となる〔星々〕である。だが一部の者たちは付言する、光をもたらすものたちは、聞く諸宮に接近すると、出郷者たちについて何事かを聞かせるが、心を留める事柄には目を向けさせる、だが、見つめる事柄は転換点から等しく離れた事、聞くのは平分点から等しく離れた事である、と。

2019.01.20. 訳了

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