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back.gif12宮内にある月によるカタルケーの一般的摘要

ギリシア占星術文書目録4350_172

犬狼星の昇る頃〔土用〕について





[底本]
TLG 4350 172
Peri; th;V tou; Kuno;V ejpitolh;V (e cod. Vindob. phil. gr. 115, fol. 143v)
Astrol.
Date of manuscript = A.D. 13
W. Kroll, Codices Vindobonenses [Catalogus Codicum Astrologorum Graecorum 6. Brussels: Lamertin, 1903]: 79-80.



6.
(79)

犬狼星の昇る頃〔土用〕について

 マケドニーニア人アレクサンドロス命終〔1世は前494-452年、3世は前356-323年〕以来の年数を取り、これに、メノプレオース〔〕から同じアレクサンドロス命終までの年数である998年を加え、????、それが犬狼星の昇る時である。

 例証。テオピロス王朝は、メノプレオースの2150年に始まる。これの???。これに???5日を加えよ。合計542日になる。これから215の4倍(=)を引け、すると319が残る。これをトート〔月〕の初めから割れ、そうすれば犬狼星の上昇がエピピ月〔〕第29日に終わる。明らかにアレクサンドリア人たちのもとにおけるエピピ月の第29日は、ヘッラスないしローマのイウゥリオス月第23日に解される。同様にまた残りの年数においても同じことをせよ。— メノプレオースからアレクサンドロス命終までの年数は998年、アウグゥストス崩御まで1335〔年〕、テオピロスの初めまで2150〔年〕。テオピロスは12年〔829-842〕。ミカエール〔ミカエル3世(842-867)〕は自分の母テオドーラと〔共同統治したのが〕14年。ミカエールが単独〔統治したのが〕12年。バシレイオスが19年〔バシリウス1世(867-86)マケドニア王朝の初め〕。その息子レオーンが27年〔レオ6世(886-912)〕。アレクサンドロスが1年〔912-13〕である。コーンスタンティーノス〔コンスタンティノス10世1059-1067?〕がローマノス〔ロマノス1世レカペレス(920-944)?〕の後、告示(indictio)〔?〕まで**年**。そこで、メノプレオースからローマノスまでと、告示までの**全年数は最終的に?2240年、(146) その1/4は562〔560でないと数が合わないが、2は?〕である。5も加えよ、そうすると合計567になる。ここから今の時代の4年周期を引け、238がそれである、これと、セプテムブリオス月の前の5(?)とオクトーブリオス月の残りの1を???。またセプテムブリオス月の残りを引け??。そうすれば、??したところで犬狼星の上昇が起こる。

2019.03.08. 未完


[東ローマ帝国/マケドニア朝]

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