カルデアの12年周期

［底本］
TLG 4350 177
Tw:n eJpta; oujranw:n oJ ajkribasmo;V kai; ta; mevtallav eijsin ou{twV (e cod. Vat. gr. 216, fol. 13v)
Astrol.

A.D. 14
J. Heeg, Codices Romani [Catalogus Codicum Astrologorum Graecorum 5.3. Brussels: Lamertin, 1910]: 75.

7つの天の割り当てと金属？？？は以下のごとし

　目に見える天は、堅固さとも名づけられ、水の真ん中における分離とも〔名づけられる〕ものだが、これがわれわれの目に見えるものである。これこそ、《諸天の天》〔Psalm.148〕とか《諸天の上なる水》とか〔聖書が〕言うところのものである。これは7つの穹窿ないし層を成し、神的なパウロスも３つ目の天まではのぼったが、一部の人たちが、彼は第３天にのぼったと謂うのとは違って — それはできないことだから — ３つの 天に〔のぼった〕。さらにまた、ダマスカスの詩人イオーアンネースが、イアンボス詩の中でこう言っていることを考察せよ。「無窮とアイテールの中の上天の水を掴み、無底を御し、海洋を抑えて、神の知は水を盥に投げこむ」。？？？高みとは、諸天の上部のことが言われている。ダウィドも謂う、曰く。《昼は昼の辞を発し、夜は夜に知識を告げ知らす》〔Psalm.18,3〕、また《これは我が愛する子》〔マタイ3,17〕と〔神が〕発声したとき……

2019.01.12.　訳了