右眼の痛みについて

［底本］
TLG 4350 179
Peri; tou: eij tevloV e{xei to; zhtouvmenon ei[te kai; mh; kai; eij tacevwV h} bradevwV (e cod. Vat. gr. 1056, fol. 102)
Astrol.

A.D. 14
J. Heeg, Codices Romani [Catalogus Codicum Astrologorum Graecorum 5.3. Brussels: Lamertin, 1910]: 87.

求められるものが最後に得られるか、あるいはまた得られないかどうか、また、すぐにかゆっくりかどうか、について

　サラピス神殿において、日を宰領し司る〔星〕と、上昇点と中天の主星を観測せよ。実際、大多数の〔星々〕、あるいは基本方位にあり、太陽の東にあり、上昇点にある星々はすべて、あまり目的に寄与しないからであるが。しかし基本方位に続く〔星々〕は、ゆっくりと仕上げる。しかし基本方位を通過した〔星々〕が〔目的を達成することは〕けっしてない。また吉〔星〕がこれらを見ると、有益な結果になる。だが凶星なら、逆になる。またもし一方〔の星〕が基本方位に続く位置を占め、他方〔の星〕が基本方位を占めると、主星の影響力からどれがより善いことを為すか思惟せよ。というのは、諸々の行為を与える〔星々〕が３つある時、その行事と親密である〔星〕と、同じく月とを見よ、そうすれば、それらが基本方位を通過していれば、仕上げることはないだろう。

2019.01.14.　訳了