求められるものが最後に得られるか、あるいはまた得られないかどうか、また、すぐにかゆっくりかどうか、について

［底本］
TLG 4350 180
Peri; pravxewV (e cod. Vat. gr. 1056, fol. 104v)
Astrol.

A.D. 14
J. Heeg, Codices Romani [Catalogus Codicum Astrologorum Graecorum 5.3. Brussels: Lamertin, 1910]: 88.

行為について、他の方法でも

　行為のロゴスは、そこにおける鋭さによって、急速な動きを有する〔星々〕— 火星と金星と水星のことを言っているのだが — から理解される。あらゆる術知や知識は、これら３つの星々から観想されることはいうまでもないことだが。で、これらの現存に対して役立つ諸々のトポスは以下の、４つの基本地点と、それらの基本地点にある〔女性名詞・複数〕と、ホーロスコポスの第６の〔トポス〕、これである。しかしながら予め選抜されるのは３つであるから、諸々の基本方位においては中天、基本方位にある〔女性名詞・複数〕においてはホーロスコポスから第２番目の〔トポス？〕である。だがもし上述の星々の１つとして単独ではこのトポスを立てず、幸運箭の上にも立たないとすれば、それらのうちどれが月ないし太陽の合を受け容れるか求めるのがふさわしいか、あるいは、７日前ないし７日後に何を為したかを謂う。なぜなら、これらの星々の１つのロゴスを持つか、あるいはまた上述のトポスに対して多数が見出されるかする者は、家の星の活動の親密さを理解して、その行為を表明しなければならないからである。

他の方法

　行為に関するロゴスにおいて、より主宰的なトポスとして、諸々の基本方位には基本方位にある〔女性・複数〕には生命ないし、ホーロスコポスから２番目の〔トポス〕がある。そこで、３つの星 — 火星と金星と水星 — どれが行為に観するロゴスに役立つか、またそのトポスは行為の大きさに見合うか。たとえば、中天あるいは生命〔のトポス〕においては，水星の〔〕は最善にして清浄な諸術知 — たとえなソフィスト術、雄弁術、教授術 — をもたらすが、より不足した〔女性・複数〕においては、書言家、法律家、初等教育家たちを〔もたらす〕。また火星の〔〕はより勝ったトポスにおいて将軍あるいは将兵あるいは黄金精錬家たちを、両手においては、料理家たちとか錠前屋たちを〔もたらす〕。また金星は、より勝った〔トポス？〕においては、肖像画家たち、キタラ弾きたち、多彩な外衣の織人たちを〔もたらし〕、両手においては音楽家たち、俳優たちおよびそういった事を〔もたらす〕。

2019.01.14.　訳了