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back.gif<パルコスの>無題から、+出郷について

ギリシア占星術文書目録4351_011

<パルコスの>性愛について、恋する者となるために





[底本]
TLG 4351 011
<Pavlcou> peri; ajpodhmivaV ejx ajnepigravfou (fort. compilatore Eleutherio) (e cod. Arch. Seldeniano sup. 17, fol. 120v)
Astrol.

S. Weinstock, Codices Britannici [Catalogus Codicum Astrologorum Graecorum 9.1. Brussels: Lamertin, 1951]: 183-184.
Cross Reference



9.1
(183)

<パルコスの>性愛について
恋する者たちとなるために

 月が、宵の明星である金星とともにあり、火星か水星か木星か土星が随伴するとき、男は女に恋されるだろう。だがもし、これらの星のひとつが嚮導し、金星が従うなら、女が男に恋されるだろう。ただし、男たちは獅子座を囲繞している。しからずんば、女のせいで大散財することだろう。もしまた女が男に恋され、男もその女に恋され、金星が宵の明星であると、男たちにとってよりも女たちにとっての方がより有益であり、子どもらにとってはとくに動的で、恋情をつくるものとなる。このときは???。だが夜明けに……

 ところで、白羊宮、金牛宮、巨蟹宮、天秤宮、磨羯宮、宝瓶宮は、恋情的獣帯星座に適している:だが、双子宮、処女宮、人馬宮、双魚宮は重要性のない〔獣帯星座〕である。だが獅子宮は女たちにとっては適しているが、男たちにとっては否である:だが天蝎宮は両義的である。そこで (184) 同時に誕生にも注目せよ:もし金星が、いずれかの重要性のないトポスに<おいて>土星ないし火星と四合をもつなら、諸々の恋情にとって狂乱的である:人間どもが見境なくなるからである。金星が木星の先達になるときも同様だが、すぐに終熄して、その女たちを長い間もつことはない:だが、女たちについても同じである。

2020.02.17. 訳了


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