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back.gif天文学の問題(抜粋)

ギリシア占星術文書目録4378_005

天文学の問題(抜粋)



[底本]
TLG 4378 005
Disquisitio astronomica (excerpta) (e cod. Neapol. II C 33, fol. 417v)
Astrol.
Date of manuscript = A.D. 15

D. Bassi and E. Martini, Codices Italici [Catalogus Codicum Astrologorum Graecorum 4. Brussels: Lamertin, 1903]: 151-152.



4.
(151)

ラオディケイアのイウゥリアーノスの〔書〕

 知っておくべきは、凶[星]は吉星の力を強化して、美しいものらの動因となるが、吉〔星〕は悪行されると不能となる、ということである。凶星が善行されるとは、固有の家とか昂揚とか区界とか三角関係に選択的にある場合である。逆に吉〔星〕が上述の反対のものらによって悪行されるとは、自分たちの失墜にあるとか、選択に反している場合である。凶〔星〕が月とかアセンダントと三合にあると、その悪さをやめる。

(152)

同じ人の〔書〕

 吉星は、木星、金星、月。凶〔星〕は、土星と火星。共通は太陽と水星。土星は独裁者をつくり、木星は判定者を、火星は軍の司令官を、太陽は墓無しを、金星は神憑った者を、水星は秘儀の神官を〔つくる〕。

2018.04.05. 訳了

forward.GIF諸々の宮の種々の特性