天象の観察
ギリシア占星術文書目録4385_003
天下に騒乱や危難を作る星々について
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[底本]
TLG 4385 003
Peri; ajstevrwn poiouvntwn tavracin kai; kivndunon eijV to; uJpourano;n) (e cod. Neapol. II C 33, fol. 398)
Astrol.
Date of manuscript = A.D. 15
D. Bassi and E. Martini, Codices Italici [Catalogus Codicum Astrologorum Graecorum 4. Brussels: Lamertin, 1903]: 145-146.
4.
(145)
天下に騒乱や危難、あるいは雷、あるいは風、あるいは火事、あるいは何らかの徴を作る星々について。これらの日々もまた厄である、その名をザナトスというペルシアの哲学者の〔書〕
イアヌゥアリオス月〔1月〕第4日を支配する星はその名をガムピネース(GampivnehV)といい、5日間の騒乱を作る。また第20日を〔支配するのは〕名をラムペース(LavmphV)という別の〔星〕で、3日間の<騒乱を>作る。これらの〔日々〕は危険だと言われる。
ベブルゥアリオス月〔2月〕第9日を支配する星はその名をサレース(SavrhV)といい、4日の間騒乱を作る。だから、†第6日♉は危険であるが、これはこの時の前後で終わると言われる。
マルティオス月〔3月〕第9日を支配する星はその名をサリトゼ(Saritze)<sic>といい、3日間の騒乱を作る。また別の名をガラル(Garavr)という第25日にも、1日間の騒乱を作る。
アプリリオス月〔4月〕第5日を支配する星はその名をシメル(Simevl)といい、5日間の騒乱を作る。また第25日にも別の名をベクレウス(BekleuvV)といい、3日間の騒乱を作る。
マイオス月〔5月〕第1日を支配する星はその名をガルパス(GavrfaV)といい、7日間の騒乱を作る。また別の名をテムペリス(TevmpeliV)という日にも、4日間の騒乱を作る。
イウゥニオス月〔6月〕第8日を支配する星はその名をアオロースタス(=AolwvstaV)といい、(145) 1日間の騒乱を作る。また別の名をガプゥス(GapouvV)という第21日にも、1日間の騒乱を作る。
イウゥリオス月〔7月〕第5日を支配する星はその名をパプルゥス(PaplouvV)といい、1日間危難を作る。また第19日をも、別の名を……、1日間の騒乱を作る。
アウグゥストス月〔8月〕第1日を支配する星はその名をラパス(+RavfaV)といい、1日間の騒乱を作る。また第14日を別の名をピステウス(PisteuvV)という〔星が支配し〕、2日間の騒乱を作る。また第27日には別の<名を……>、3日間の騒乱を作る。
セプテムブリオス月〔9月〕第7日を支配する星はその名をアルパラス(=AlfaravV)といい、7日間の騒乱を作る。また第22日を〔支配するのは〕<名を……>別の〔星〕で、3日間の騒乱を作る。
オクトーブリオス月〔10月〕第4日を支配する星はその名をガレウス(GareuvV)といい、1日間の騒乱を作る。また第17日を〔支配するのは〕<名を……>別の〔星〕で、1日間の騒乱を作る。
ノエムブリオス月〔11月〕第1日を支配する星はその名をレークタス(+RhvktaV)といい、1日間の騒乱を作る。また第22日を〔支配するのは〕<名を……>、5日間の騒乱を作る。
デケムブリオス月〔12月〕第9日を支配する星はその名をエオーラス(=EwlaV)といい、4日間の騒乱を作る。また第17日を〔支配するのは〕<名を……>、3日間の騒乱を作る。
2018.03.31. 訳了
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