ボーロス断片集
魔法と科学の間
ボーロス
(6/6)
Testimonium
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ボーロス 生涯と著作
[底本]
TLG 1306 006
Testimonium, ed. H. Diels and W. Kranz, Die Fragmente der
Vorsokratiker, vol. 2, 6th edn. Berlin: Weidmann, 1952 (repr.
Dublin/Zurich: 1966): 251.
5
(NQ: 45: Test.)
Testimonium
"3a, 263, F"
"titl"
『歴史に関する調査研究を読み聞かせることで、われわれを学究へと導いた人たちについて』
断片1
APOLLON. Mirabil. 31
……デーモクリトス学徒ボーロスが言及した植物の種類もある。〔彼によれば〕テオプラストスが『植物について』第9巻〔"Historia plantarum"IX_17, 4〕の中で〔次のように言っている〕という。「ポントスの家畜〔ヒツジ〕はニガヨモギ(apsynthion)〔"apsinthion"が正しい表記であろう。学名"Artemisia absinthium"、いわゆるアブサン酒の原料である〕を食っているので、胆嚢をもたない」。
//END
2002.11.01.
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