神代地誌
アクラガスのポーロス
[略伝]
アクラガス(Agrigentum)のポーロス、ゴルギアスの弟子にして弁論術の教師。プラトーン『ゴルギアス』の主要な登場人物。『ゴルギアス』は、ポーロスの弁論術(tevcnh:462b)と、おそらくは開口一番の言葉(448c)を揶揄していよう。プラトーンはまた、新しい用語をつくりだす彼の性急な性格をからかっている(Phaedr. 267b-c)。(OCD)
生涯と作品
T1
SUID.「アクラガスのポーロス」の項。
弁論家、むしろ古いソフィスト、リキュムニオスの師。イリオンに出征したヘッラス人・非ヘッラス人たちの系譜論と、おのおのがどのように解散したかを書いた。しかし、これをダマストス(5 T 3)の作品に帰する人たちもいる。『軍船目録』『文体について』。
2007.10.17. 訳了。
ケオスのシモーニデース