ヘルモティモス、あるいは、学派について

ルゥキアーノスとその作品

ヘルモティモス、あるいは、学派について

(+ErmovtimoV h] Peri; AiJrevsewn)
(Hermotimus)

［解説］
　ルゥキアーノスの最も長い作品であり、哲学者の学派に対する最も一貫した攻撃がこれである。ストア学派の明敏な学徒ヘルモティモスは、その学校に通うことで、ソークラテース的動機と見込みについて、その研究の訓練を受けた。懐疑主義者たちが勝ち、ヘルモティモスは、その哲学的装いを横に置くことで解決し、最善の生き方 — 普通人のそれ — を享受する。
　全体として、哲学的観念論の構造を突き崩す懐疑論者の手腕を提示しながら、対話の流れは、現代の読者にとって明らかに尋常ならざる長さに努めている点で損なわれている。
　ルゥキアーノスが通常人の生活を重んじたことは、『メニッポス』をも見よ。（K. Kilburn)

"t".1
ヘルモティモス、あるいは、学派について

　[1]
ルゥキノス
　おお、ヘルモティモスよ、

2012.02.29.　訳了。