湿度管理(毎日2回水でたっぷり濡らす程度)と温度管理
(5度〜27度の範囲で朝夜の温度差が10℃以上)に注意すれば、
朝出た芽が夕方には見違えるように大きくなって!何日か後には収穫!
子供の喜ぶ顔が眼に浮かびます。 今回の企画で皆様の親子のふれあいが、しいたけ栽培を通して増えることを 期待し、また都会では目にする機会のない、しいたけの成長の過程を 目の当たりにする事により、自分で育てるということに興味を持ってくれる 子供が一人でも増えれば、社会にとっても収穫です。 |
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ホダ木の大きさはパイナップルの缶づめ程度(100φ×120ミリ位)、
夜間気温が下がらない所ならば湿らせた後冷蔵庫へ、
昼は日の当たらない所に出して、
何れもビニール袋等で覆って湿度が下がらないように、
できれば昼間は加湿器でビニール袋の中に湿気をたっぷりとやってください。
椎茸の笠の大きさに関わりなく、生育し過ぎると笠が反り返って台風の日に 傘を差したような状態になります。 |
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栽培業者は年に2回まとまってホダ木を新しいものに入れ替えます。 とはいえ入れ替え時期にはまだ発芽する力があるのでもったいないのですが、 そのまま収穫を続けるのはコストパフォーマンスの点で問題があり、 場所も取ります。その時栽培業者が放出するものの中から程度の良いものを 選別してお分けします。 むろんほとんどのホダは捨てられる運命ですが・・・・。 ですから発送できる数はホダの入れ替え作業が終わるまで 判りませんことをご了承ください。 | |
出荷時は数個以上発芽し掛けた物をお送りしますが、
スーパーでしいたけを買った場合と値段の比較をすると、
手間賃はさておいても元が取れるかは保証の限りではありませんが、
すべて発芽し終えた様にしばらく芽が出なくなった後でも管理さえよければ
半年くらいはまだ芽が出てきます。 それよりも何てったって新鮮、スーパーで手にはいるのは収穫後3日以上 経ってからの物、収穫してそのまま焼けばビールのつまみに最適! |
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普通のしいたけは春と秋に良く出るのですが、 今回出荷するのは一年中収穫できるタイプの物です。 芽が出尽くして取れなくなった後は手でつぶし(つぶさなくても良いが)、 庭先や植木鉢の中などに転がしておくと、 もともとがおがくずでできていますので腐って堆肥になります。 植木などの肥料にでもしてください。 | |
発送に際しては確実に発芽する物のみを選んで発送しますので、 10人くらいの方に販売できるかと思いますが、 発送できる数量に限りがありますので、お申込の方の内、 発送可能数に達した後は次回(約半年先)に優先的に案内申し上げます。 何れにしろ電話かE-MAILにて発送予定者か否かの連絡をこちらから 差し上げますが、 発送日の連絡などは電話にて差し上げることになると思います。 | |
販売価格は6個入り一箱送料着払いで¥3,000−です。 |
● 菌床しいたけ栽培の様子。茶色の円筒形の物が“ホダ木”。
● このように、次々と出てきます。
● 家庭における栽培の様子
上の写真は朝撮影したもの。下の写真は同じ日の夕方撮影したもの。
半日でこれくらいの変化を楽しめます。
●
しいたけ同士がくっつくと、形や色が悪くなりやすいので、このくらいの間隔は必要です。
◆◆◆雑学帳◆◆◆
しいたけ(しひ‥)
1
担子菌類シメジ科のキノコ。各地のナラ、クリ、シイ、カシ、クヌギなどの枯れ木に
生じる。また、重要な食用きのことして江戸初期から栽培される。
かさは径五〜一五センチメートル、外面は淡褐色または茶褐色で亀甲状に
裂けることもある。下面には白いひだがある。柄は白色で細く短く多少湾曲する。
肉は白色で乾燥すると高い香りを生ずる。《季・秋》
2
「しいたけたぼ(椎茸髱)」の略。
━‐たぼ【椎茸髱】 江戸時代、御殿女中の間に行われた髱の名。
張り出した髱の形がしいたけに似ているところからいう。
また、その髪に結った御殿女中。葵髱(あおいたぼ)。椎茸房。