No. | 206 |
---|---|
Date: | Tue, 12 Dec 2000 16:54:01 +0900 |
Subject | 南京の真実 |
ハンドルネーム: | |
Name: | (匿名) |
E-mail: | (匿名) |
発言: | 首都南京が陥落したときの南京安全区国際委員会代表ジヨン・ラーベの日記 1937年12月20日午後6時、ミルズの紹介で、大阪朝日新聞の守山特派員が訪ねてきた。守山記者はドイツ語も英語も上手で、あれこれ質問を浴びせてきた。さすがに手慣れている。私は思っているままをぶちまけ、どうかあなたのペンの力で、一刻も早く日本軍の秩序が戻るように力を貸してほしいと訴えた。守山氏はいった。「それはぜひとも必要ですね。さもないと日本軍の評判が傷ついてしまいますから」 いまこうしているうちにも、そ遠くないところで家がつぎつぎ燃えている。そのなかにはYMCA会館も入っている。これは故意の、というよりむしろ当局の命令による放火ではないだろうか。 「南京の真実」 ジヨン・ラーベ著 1997年10月9日 「講談社発行」 |