No. | 33 |
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Date: | Sun, 22 Mar 1998 13:11:57 +0900 |
Subject | ボタンの掛け違い |
ニックネーム: | sankai |
Name: | (匿名) |
E-mail: | sankai@ibm.net |
発言: | 1920年台の関東軍の状況では(特に満州某重大事件後)いつ、だれが猫の首に鈴をつけるかが 暗黙の空気であっただろう。 陸軍の鬼才といわれた石原がその空気を見逃す筈はない。満州事変の勃発 太平洋戦争の基点は満州事変と言われるが私はそうは思わない。当時石原が満州国建国に際し構想した五族協和、王道楽土は素晴らしい理想ではないか。植民地経営は”俺が主人だ”で始まりその後の妥協で終わる。英米蘭仏は俺が主人だで通したが理想のない国家建設は欲得の嵐の中でいつかは滅ぶ。 最近私は満州国の範囲内を考える。北進、南進何れにしても満州国の範囲内に止めておけばその後の国際情勢も大転回したのではないか。 ”赤信号、皆で渡れば恐くない”的な発想は我が民族の悲しい性か。 ボタンの掛け違いは早くきずけば修正も可である。第二第三の石原莞爾が培養される土壌を造りたいものだ。 追伸:石原莞爾と海軍の関わりがどうもよく分かりません。適当な文献があれば紹介して下さい。 |