No. | 7 |
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Date: | Mon, 10 Mar 1997 02:53:59 +0900 |
Subject | 満州事変とその世界的な影響について |
ニックネーム: | |
Name: | 吉田 大 |
E-mail: | dyoshida@chass.utoronto.ca |
発言: | 私は現在カナダのトロント大学にて国際関係を専攻するものである。 今ちょうど日本の1931年を境に軍事国家へとなぜ、 どのように変貌していったかを書くにあたってサイトをしらべてみるとこのページに行き着いたので一つ石原莞爾について意見をのべさせてもらう。 石原莞爾自信は非常に理論的でいわゆる切れる人間であるけれども一方ファナチックな人間でもある。 彼の在満日本人の権利及び 国家としての規制権利を守るという目的を持って起こった満州事変は九カ国条約の違反、 ウィルソンの提唱していた軍縮および帝国主義の放棄という世界の秩序に対する国家としての反抗をしめすものであった。 石原の陰謀により起こったこの満州事変は軍事的に置いては局地戦であっても政治的、 外向的には前面戦争であった。 結果、 民選議会が指導力のなさを暴露し日本は郡部による軍事圧政の時代を迎えた。 日中戦争そして太平戦争となどと列強のすべてに宣戦布告をしてそのような戦争を石原は勝てぬと戦時中は言っていたがそのような戦争に日本を引きずり込んだ一大要因は彼が起こした満州事変であったことを言いたい。 |