Paseoのビジュアル電子メールは、現在日本語が使えません!もちろん英語(ローマ字)は難なく使えるのではありますが、私は英語が苦手です。でも、Paseo内に限られてはいますが、手書きの日本語や絵などを送ることはできます。むしろ、こちらのほうがPaseo独自の面白いサービスです。しかし!私個人として、Paseoに申し込むにあたって、ふと思ったことがありました。インターネットでは普段、毎日かなりの量の電子メールを交換しています。ほとんど日本語ですから、Paseoを持ち運べる電子メール端末として使うことは現状では難しいのです。でも、数年前からPaseoの本家アメリカのPersonalLinkサービス(AT&T)に憧れ、どうしても使ってみたかったので申し込みました。申し込んだまではいいのですが、このままでは「宝の持ち腐れ」になってしまうのではないかと思ったのです。周囲にPaseoメールの交換ができる友人でもいればいいのですが、アクセスポイントが東京にしか(現状では)ないサービスに、今住んでいる京都の友人がわざわざ加入することはありませんでした。
それなら、自分から進んで全国に「散歩(Paseo)仲間をつくればいいや!」と思ったのです。おそらく、私のように「Paseoに申し込んだはいいが、高級なインテリジェント電話にしか使い道がないかもしれない」と思っている人も多いでしょう。だって、せっかくのPaseoに、1日1通も電子メールが届かないのは寂しいじゃありませんか。
そこで!私は自ら行動します。独自に集めた情報を、Paseoメールでご希望のあなたに送ります。それを受け取ったあなたは、感想でも記事でも何でもいいですから、返事をください。そこから、一緒にPaseoについて、そして未来への希望について語り合いませんか!!「電子通信は顔が見えない」・・・そんな心配はいりません。「手書き」の文字が「見える」ではないですか。あえて今まで私がインターネットなどの活字電子メールでこのようなことをしなかったか、それはPaseoを夢見ていたからです。
「手書き」であること、それはデジタルな「ガリ版」ではないかと私は思います。やろうと思えば、ビットマップ画像化した「新聞」を送ることもできます。でも、あえて「アナログ」でいってみようと思い、「ガリ版センター」を作りました。個人が趣味の範囲で行うものですから、どの程度のサービスができるかわかりませんが、どうぞよろしくお願いします。
ガリ版センターは、わたくし菅原陽一が個人で始めるものです。京都の四畳半(家賃1万7千円/風呂なし押入無し/便所外)が「社屋」です。でも、「社屋」なんてそもそも必要なんでしょうか。未来の電子メール環境を想定したPaseoでは、この携帯端末を使えばそれこそ山奥の電話ボックスからでも通信できます。また、「DownTown」さえも持ち運べる、海の上にいてもお店があります。その特長を最大限に生かし、私は「社屋」を持ち運びます。ガリ版センターは、全国を動き回りながら新聞を発行し配達します。もしあなたが、旅行先の公衆電話から「ガリ版通信」を受け取ったとしたら、すぐに旅行の感動を送ってください。仕事帰りに一杯ひっかけているときに、ふと思ったことを送ってください。カタログにこういうことが書いてありました。『電子メールをあなたの日常にする一台。』今までどうもモバイルコンピューティングという言葉が胡散臭いと考えていたあなたも、ウォーキングコンピューティングを楽しみませんか。何も走らなくてもいいのです、「散歩」はゆっくり歩くものです。
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