左翼はたまねぎ



ぼくは左翼でも発想の面白い人は好きだか、つまらん批判は軽蔑する。

特に最近はつまらん左翼が多い。

桑田佳祐は歳とって頭が鈍ってきたんじゃないかな。

チャップリンの映画「独裁者」を真似たんだろうが、

NHK紅白歌合戦でやったのは風刺にすらならない。

あまりにもくだらん。

アーティストならもっと気の利いた批判ができないものか。

集団的自衛権のごく一部を認めた安倍総理がヒトラーなら、

世界中のほとんどの国の首相はヒトラーになる。

安倍総理のやっていることは世界標準で見れば何ら右翼的ではない。

他の国では当たり前のこと。

日本でしか通用しない左の考え方が多すぎる。

まさにたこつぼ思考。


憲法9条がありながら、なし崩し的に憲法解釈を変えて

集団的自衛権を容認するのことが危険だということを言いたいのだろうが、

安倍内閣が憲法解釈を変更したのは集団的自衛権のごく一部の一部。

そもそも集団的であろうと個別的であろうと、

自衛権を発動するということは相手国に宣戦布告することを意味する。

冷戦時代に問題となったのは、

在日米軍が日本領域内で他国軍と戦闘行為を行った場合、

集団的自衛権が発動され、その相手国、具体的にはソ連と戦争状態になるのか、

ということだった。


例えば、ベトナム戦争の時に沖縄や佐世保から爆撃機が飛び立ったが、

ベトナムに攻撃能力があり、日本領空で米軍機が攻撃を受けた場合、

日本はただちに北ベトナムと戦争状態に入る。

軍事的に起こり得なかっただけで、常にその問題は抱えていた。


安倍内閣で決めたのはそんなことではなく、状況に応じた個別対応ばかりだ。

国際的にはこれを集団的自衛権とは呼ばない。

単なる緊急避難だ。

こんなレベルの議論をやっている国で何がヒトラーだと思う。


ちなみにナチスは、国家社会主義政党であり、政治学的には左翼だ。

つまり、右翼、左翼と軍国化は何の関係もない。

日本では右翼が軍国主義、左翼が平和主義と勘違いされることが多い。

当人たちもわかっていないのが滑稽なところ。

自分がどういう立ち位置で、何を批判しているのかもわかっていないのだ。

スターリンも独裁者であり、ソ連は軍国主義国家だった。

北朝鮮は軍事政権だ。

平和主義と政治思想は何の関係もない。

こんなことも知らない人たちが、安倍総理を批判している。


安倍総理は世界最古の国の歴史を大切にする保守の政治家だが、

国防・軍事の面は常識的なことしかやっていない。

考え方に芯があり、常識的な政治を行っている安倍総理を、

自分の立ち位置すらわかっていないものが批判をしているというのが、

この国のリベラル勢力の現状となっている。

桑田佳祐は何者であり、いったいどういった考え方の軸があるのか。

こういう人は、ここを問うたときに、何もないことがわかる。

玉ねぎのように皮をむいていけば

何もないすっからかんであることはまず間違いないだろう。






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