拉致被害者の救出は国家の責任である
危険地帯で日本人がテロリストに拘束されるとよく言われるのが自己責任論。
危険だとわかっていて自らそこに行ったのだから、
必ずしも救出する必要はないという意見。
これは違う。
いかなる状況・いかなる人物でも
国家が全力を上げて国民を救出するのは当然のこと。
それが国というもの。
ただし、できる限りのことをやって救出に失敗したときは、
最後は自己の責任として諦めるしかないということ。
ここからが大事なところ。
危険地帯に自ら赴いて拘束された人を国家が救出に失敗したときは、
最後は自己責任として諦めてもらうしかない。
しかし、日本国内にいながら外国に連れ去られた場合は、
被害者に一切の責任はなく、救出するのは国家の責任となる。
拉致被害者家族が政府に救出をお願いするようなことなど
本来あってはならないこと。
そのことだけは忘れないでほしい。
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