左派はマルクス主義に代わる物語をつくれるか
最近、チャンネル桜にもあまり出なくなって、
水島社長と仲違いしたのではないかと思う人が出てくる。
チャンネル桜に出ない理由は、
生活していくため地元で普通に仕事をしているからである。
私は水島社長のことを信用できる人間だと思っている。
その理由は私心が少ないところだ。
もし、水島社長に邪な気持ちがあるなら、もっと上手に生きていけただろう。
彼ほどの人脈と行動力があれば、もっと楽な生活ができたと思う。
チャンネル桜や政治運動など、
わざわざしんどいことをやっているようにしか見えない。
彼のことを悪く言っている人で彼より私心が少なそうな人を見たことがない。
考え方が違うところがあっても
あの純粋に国を憂う直向きさは間違いがないと思っている。
ところで左翼には、私心なく政治運動をしている人はどれぐらいいるのだろうか。
左翼の政治運動に参加すると日当が出るという噂はよく耳にするが、
わが身を犠牲にして活動している人はいるのだろうか。
水島さんは特別だとしても、保守系の中には、
なけなしのお金を投じて政治運動をしている人はそれなりにいる。
国を思う「心」がその原動力となっている。
安倍政権を打倒することが日本のためだと思って、
身銭を切って活動している左翼の人は多くないと思う。
庶民レベルで左翼が衰退している原因はそこにあるのではないだろうか。
国を思うのに右も左も関係ない。
左翼の衰退に歯止めをかけられるとしたら、愛国的な左翼の登場だと思う。
「反日左翼」ではなく「愛国左翼」だ。
そのためには保守系のような原動力となる「心」を生み出す論理構造が必要となる。
右派は世界最古の歴史をベースに物語を形成することで、
新たなお客さんを続々と獲得している。
人々の心に響くのだ。
左翼はマルクス主義の崩壊で物語を失った。
そこで急遽拠り所として出てきたのが反日であるが、
それは物語にはなり得なかった。
反原発や反安保法制でもダメ。
左派復活の鍵は人々の心を動かす物語を作れるかどうかとなる。
マルクス主義に代わる物語を形成しない限り、
左翼の復興は夢物語のままということだ。
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