美味しいものは最後に箸をつける?



飲みの席でくだらないことを議論した。

食事のときに好きなものを最初に食べるか、

最後に食べるか。私は最後に食べる派。

先に食べる派の主張。

「一番お腹が減っているときに、一番好きなものを食べたい」シンプルな感想だ。

お腹が減っているときに、

わざわざ好きではないものを選んで食べるのは変態行為に見えるらしい(笑)

マゾ的なのか。

しかし、好きなものを後回しにする私にも理屈がある。

「食事全体を大事にしているから」だ。空腹は味覚を上げる効果がある。

お腹が減っているとより美味しく感じるものだ。

好きなものを先に食べる派は、

そのときに一番好きなものを食べたいということだが、私はその反対である。

最も空腹であるときに、好まない料理を食べると、それなりに美味しくなる。

反対に、先に好きな料理を食べてお腹が膨らむと、

そのあと好きではない料理を食べたくない心境になる。

好きな料理は少々お腹が膨れていても美味しい。

料理全体の満足度を上げるためには、

好きなものを後に回す方が良いという論理なのだ。

しかし、ここで落とし穴に気づく。

私は食べ物の好き嫌いが激しいことだ。

絶対に口にしない食べ物は納豆だけなんだけど、

なるべく食べたくない料理がかなりある。ここが微妙なところ。

一般的な好き嫌いと言えるかどうか、わからない。

目の前に出されると、まあまあ普通に食べるのだけど、

自分でお金を出してまで食べたくない料理が山のようにある。

代表的なところでは刺身以外の魚。

焼き魚や煮魚は、お金を出して食べたいとは思わない。

食事の席で出てきたら、それなりに美味しくいただくのだけど、

自ら進んでは食べない。好物から箸を付ける人は、

好き嫌いがなくて、料理に対する優劣の幅が小さく、

基本的に何でも美味しく食べる人なのか、平気で料理を残す人か、

どちらかなのかもしれない。

みなさんはいかが?








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