逆効果のお手本

 


ゴー宣ネット道場のブログに以下のような記述がありました。

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なぜ竹田恒泰の曾祖父が「竹田宮」を創設したかといえば、

明治天皇の皇子が病弱な後の大正天皇お一人しかいなかったので、

その保険として宮家を創設しておきたいと明治天皇がお考えになったからです。

 

しかし、南北朝時代まで遡らないと男系の血が繋がらない伏見宮系の、

さらに新宮家という無理に無理を重ねた宮家なので、

明治天皇は自分の娘を嫁がせ、女系の血で「格上げ」をしたのです。

女系で「格上げ」しなければ使い物にならなかった宮家、それが竹田宮家です。

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明治天皇は、皇女を嫁がせにならなかった他の伏見宮系の宮家についても、

永世皇族を望まれました。

永世皇族というのは、末代まで皇位継承権を持つということです。

 

ということは「使い物にならなかった」宮家も、

明治天皇が永世皇族にしたということを述べていることになります。

 

無知というのは本当に恐ろしい。

好き勝手述べていたら、明治天皇まで否定するようになる。

 

そもそも当時の皇族に対して、

「使い物にならなかった」などと述べる発想そのものが、

歴史に敬意を持たない戦後体制の申し子以外の何者でもありません。

 

私がこれまで出会った「女系天皇論はおかしい」と考える人のかなり多くの人は、

そのきっかけが小林よしのり氏による竹田恒泰氏への罵詈雑言に

違和感を覚えたことだったと述べています。

これぞ逆効果のパラドックス。

 

竹田先生には申し訳ありませんが、不敬ながら、皇統を護持するための一句。

「もっとやれやれ竹田批判、もっと売れろよ『新天皇論』」

 

お粗末でございました。





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