女系論は難癖だけ

 


日本の皇室はシナ男系主義とは関係がないということについては、

すでに論証しているところですが、

それとは別に、男系継承がシナ文明の影響だというのであれば、

一夫一婦制は西洋キリスト教文明の影響だということになります。

 

過去においては漢字や仏教の伝来など、シナ大陸からの輸入はたくさんありましたが、

現在でも、背広・ネクタイを着用したり、生活様式まで、

たくさんの西洋文明を取り入れています。

 

日本は外国から取り入れたものもあれば、取り入れなかったりしながら、

取捨選択によって国柄を形成してきました。

取り入れたものは自分たちのもとして、大切に育んできたのです。

スパゲティーを輸入しても、“ナポリタン”は日本にしかありません。

はじめてヨーロッパに行ったときに、暑かったのでアイスコーヒーを注文したら、

まったく通じなかったので、意味がわからず丁寧に説明してみると、

ホットコーヒーに氷を入れたものが出てきたという苦い思い出もありました。

 

仮に男系継承のはじまりがシナの影響であろうと、

その後、千年以上、日本独自のかたちとして大切に育んできたのであれば、

シナの影響だという理由だけで止めてもいいなどという理屈にはなりません。

 

結局、女系論者は男系継承を否定する理由がないことから、

シナの影響だとか言って、

保守派がアレルギーを起こしそうな難癖をつけるしか

手段がないということを物語っているのでしょう。

しかも、シナの影響ですらなかったのだから、

もはや救いようがないということになっています。

 

西洋では男系継承が普通に行われていたのであるから、

一夫一婦制を取り入れたからといって、

男系継承が不可能などという論理は成り立たないのです。

やはり女系論は難癖なのです。





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