保守の神髄は「人間が勝手に決めるな」
自民党は「2020年までに日本社会の指導的地位に占める女性の割合を
30%以上にする」ことを、次期衆議院選挙の公約に盛り込む方針だという。
「女性が暮らしやすい国はみんなにとっていい国だ」特命委員会(小池百合子委員長)
の中間報告を、総務会が了承したとのこと。
具体的な政策としては目標達成のため、政府などによる物品調達の際、
女性管理職が多い企業などが落札しやすくする法案の提出や、
女性議員や女性候補が少ない政党の政党交付金を減額する政党助成法改正だという。
保守政党であるなら馬鹿も休み休み言え、って感じです。
完全にマルキストの思想である「男女共同参画」という毒牙にかかっている。
「男女平等」と「男女共同参画」の違いはおわかりか?
女性が女性であるという理由だけで差別されてはいけない、
というのが男女平等。
男女共同参画は、男女のあり方を国が決めるという設計思想。
そんなの大きなお世話。
男女平等さえ確保すれば、あとはほっときゃいいだろ。
有能な女性は出世すればいいし、そうでなければ出世しなくていい。
力のある女性がどんどん指導的役割を果たしたいと思えば、
女性という理由だけで妨げてはならない。
指導的役割など果たしたくない女性はそれでいい。
何で国がいちいち指導的地位を占める女性の割合を決めなければならないのだ。
女性議員の少ない政党は交付金減額?
政治家は仕事をしてくれれば男でも女でもどっちでもいいし、
女性というだけで有利に当選されるのは困る。
こういうときに保守の真価が問われる。
男女のあり方を誰かが勝手に決めるのが左翼・革新思想。
女性の社会進出など必要なし、というのが右翼・原理主義。
そんなのほっとけ、というのが本当の意味での保守思想。
どちらにしても人間が勝手に決めるな、ってこと。
女性差別だけを改善して、
あとは世の中における男女のあり方などは成り行きに任せればいい。
日本ってホント、正しい保守の思想が足りてないんだなあ。
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